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【えほん社の本棚 紙のえほん No.18】「まるさんかくぞう」

こんにちは。
こちらは、春のあらしが吹き荒れております。
みなさまの住むところは、いかがでしょうか。

幼稚園、小学校、新年度がそろそろはじまりますね。
知育えほんでとても多いテーマのひとつに「かたち」があります。
まだ言葉を学んでいないこどもにも、
分かる、学ぶことができる「かたち」。

今月は、「かたち」というテーマで
えほんを選ばせていただきご紹介させていただきます。

1冊目は、及川 賢治さん・竹内 繭子さん「まるさんかくぞう」です。

まる、さんかく、しかく
まる、まる、しかく
まる、さんかく、ぞう
まる、ふね、ふね

いろんなかたちが、縦に3つ並んでいます。
そこにはリズムがあるようです。

意味がないけれど
並んでいて気持ちがいい。

これはまるで絵のオノマトペのようです。

わたしたちの身近なものも、
かたちが並んで、リズムを感じるものがいくつもありそうです。

このえほんを読んで、
かたちのリズムを探してみるのはいかがでしょう。
(たねおい)

作: 及川 賢治 竹内 繭子
絵: 及川 賢治 竹内 繭子
出版社: 文溪堂 (http://www.bunkei.co.jp
税込価格: ¥903(本体価格:¥860)
発行日: 2008年06月
ISBN: 9784894235878

 

2013年4月2日