こんにちは。
週末・今週の月ようび、幼稚園の入園式、小学校の入学式だったところが
多かったようですね。
1年生のころのことは、小学生時代の中で最も鮮明に覚えています。
すてきなじかんになりますように。
さて、今月は、「かたち」というテーマで
えほんを選ばせていただきご紹介しております。
かたちは、並び方や配置場所によって
意味を持つことや想像させることもありますね。
今月、2冊目にご紹介させていただくえほんは、
かたちの持つ記号的な意味、
かたちのイメージに対して、かたちの気持ちを想像して描かれたえほんです。
南本樹さんの「ぼくは まる」です。
かたちの中で用いられやすいのは、
まる・さんかく・しかくでしょうか。
その中のまるに焦点をあて、
いくつかの視点でことばをつづっています。
「どんな記号的意味があるかな」
「どんなものと似ているかな」
「どんな気持ちだろう」
見立てのえほんは、いくつかあります。
「ぼくは まる」は、“気持ち”にもふみこんでいるところが特徴的です。
わたしもよくかんがえました。
「まるって、いやになったりしないかな。」
「さんかくも、まるになりたくならないのかな。」
前回は絵のオノマトペ。
きょうは、かたちの声を聞くえほん。
かたちの持つさまざまな側面について、改めてかんがえると興味深いですね。
(たねおい)
作・絵: 南本 樹
出版社: 至光社(http://www.ehon-artbook.com)
税込価格: ¥1,260(本体価格:¥1,200)
ISBN: 9784783402978