こんにちは
連休明けのきょう、いかがお過ごしでしょうか。
こどもたちは、たくさん宿題があったりしたのでしょうかね。
5月は、「色」をテーマに
紙のえほん・デジタルえほんを
ご紹介させていただいております。
紙のえほん1冊目は、
レオ・レオーニさんの「あおくんときいろちゃん」です。
アトリエにあそびに来た孫のために
青と黄色の絵の具で
画用紙をよごしているうちに自然に生まれたというこのお話。
絵の具で描かれたあおやきいろ、あか、おれんじ・・・。
そっと綴られたおはなしと合わせて眺めてみると
色たちに生命が吹き込まれたようです。
表情を表す目・口もない色たちだけれど
彼らの感情が伝わってくるようにいきいきとしています。
おはなしもとても素敵ですが
色が合わさり・混ざり、ことなる色へと変化すること、
色のふしぎを感じた一冊でした。
「ほんとうにこうなるの?」と読んだばかりのとき
ふしぎで、そのことすらおとぎばなしのように読んでおりました。
色をおぼえてきたとき
絵の具をはじめて使うとき
導入えほんとして読むのにもいいのではないでしょうか。
(たねおい)
「あおくんときいろちゃん」
作・絵: レオ・レオーニ
訳: 藤田 圭雄
出版社: 至光社(http://www.ehon-artbook.com)
発行日: 1967年
ISBN: 9784783400004