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【えほん社の本棚 紙のえほん 035】『きもち』

 
 
 

こんにちは。
すずしくなってきたかなと思っていたら
「あついね。」ということばをかわす日がつづいています。
残暑。
あとすこしのことしの夏を、味わって
おいしくアイスでもたべたいなと思います。
 

さて、今月のテーマは、「からだ」
からだには、いろいろな名前のついているばしょがありますね。
て・め・あし・くち・はな・おへそ・・・・。
名前がついているばしょでも、じぶんには見えないばしょもあります。
どんなところがあるでしょう?
 
 

きょうは、じぶんには見えないからだのひとつ、
こころのことが描かれたえほんをご紹介します。
谷川俊太郎さん文・長新太さん絵の『きもち』がきょうの一冊です。
 

お母さんにおねがいごとをするとき
お父さんとお母さんがなにか言い合っているとき
ともだちとおもちゃを取り合うとき
「ぼく」のきもちはうごきます。
どきどき、ずきん、めらめら。

「ぼく」の前にいるお母さんやお父さん
おもちゃを取り合うともだちにも、きもちがあります。
「ぼく」がおもちゃをうばったとき
ともだちはどんなきもちだろう。
 
 

『きもち』は、絵を読むえほんです。
長新太さんが描く1ページ1ページは、
その場面や状況を想像させます。
そして、描かれたひとの表情から
自然とそこに描かれた事実だけではなく
きもちをかんじたり、かんがえたりして、よみました。
  
ひとのきもち、じぶんのきもち、それぞれは異なるきもち。
こどもも、おとなも、あるきもち。
 
よみながら、よんでいるひとのこころもうごくえほんです。
(たねおい)
 
 
 
きもち

作: 谷川 俊太郎
絵: 長 新太
出版社: 福音館書店 (https://www.fukuinkan.co.jp
発行日: 2008年02月
ISBN: 9784834014884

2013年9月3日