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【えほん社の本棚 デジタルえほん No.38】『Barefoot World Atlas』


 
 
 

こんばんは。

 
  
乾いた風が少しずつ冬の香りを運んでくるような気がします。
 
 
肌寒くなってくると、空気が澄んできてすっとした気持ちで過ごすことができますね。
 
 
 
今月は芸術の秋、ということで、夢中になってしまうような美しいデジタルえほんを紹介できればと思います。
 
 
 
本日ご紹介するデジタルえほんは、『Barefoot World Atlas』です。
 
 
 
 

 
 
 
 

ある日のことですが、デパートの駐輪場で大きな地球儀の箱を自転車のかごに載せている主婦の方を見かけました。
 
 
 
けっこう大きめの地球儀で、箱が自転車の前かごから大きくはみ出し、運転もしずらそうです。
 
 
 
自転車が行ってしまってから、その大きな地球儀が迎えられるであろう家族のことを考えました。
 
 
 
 

大きな地球儀が箱から出される瞬間には、きっと少し歓声がわくでしょうし、
 
きっと地球儀は子どもたちの部屋の窓辺に置かれるのでしょう。
 
 
 

そして、子どもたちは、飽きもせずにくるくると地球儀を回しながら、

まだ行ったことがない世界中の様々な場所に思いを巡らせ、目を輝かせることでしょう。
 
 
 
 
そんなことを考えていたら、子ども達に地球儀を買ってあげることは、
 
なんてすばらしいことなんだろうと思いました。
 
 
 
 

話は大きく逸れましたが、本日ご紹介する『Barefoot World Atlas』も、
 
子ども達の胸を躍らせることができる新しい時代の地球儀とも呼べるデジタルえほんです。
 
 
 
 

 
 
 
 
アプリを起動すれば、画面いっぱいに浮かび上がる大きな地球儀に、思わず息を飲んでしまいます。
 
 
 
地球儀を回転させて、気になる大陸や、国を見ていきましょう。
 
 
 
 

 
 
 
 
美しいグラフィックで描かれた地球と、ゆるやかに流れ出すエキゾチックな音楽にわくわくしながら、数多くの動くアイコンに触れてみます。
 
この地球儀では、世界中の国の首都についての情報や、
各国で盛んなスポーツ、地域ならでは民族衣装や生息する動物達など、
あざやかなアニメーションとともに、とても詳細な解説文とともに学ぶことができます。

 
 
地球儀であると同時に百科事典のようなボリュームの知識がつまった、なんとも贅沢なアプリなのです。中には、大人もへぇ、とうなってしまうようなトピックもしばしば。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
知りたい、という気持ちがこころに湧いたときに、すぐにその思いを実現することができること、これはコンピュータの発達によって得ることができる大きなメリットです。
 
 
 
 
溢れ出すアイデアをなにかに結びつけること、実際に手を動かしたり、何か別のアイデアに結び透けたり。たくさんの考えは浮かぶものの、その次へと繋げることは、案外難しい場面も多くあると思います。
 
 
 
iPadのようなツールは、ひとつのアイデアからべつのアイデアへ、そしてさらに別の世界へと、まるでさまざま世界へと通じるパスポートのようなはたらきをするものです。
 
 
『Barefoot World Atlas』は、気になる国や文化、生き物の知識を、テキストだけでなく色やかたち、動き等の視覚的情報とともにまなぶことができます。
 
さらに気になることが見つかったなら、そのまま検索窓にキーワードを入力すればいい。それが、ひとつ道具だけでできるのです。これは、紙のノートにはできないことです。
 
 
 
アプリを起動して広がる未知の世界。新しい地球儀を買って、こどもたちを知の冒険へと誘ってみるのはどうでしょうか。
 
(ほりあい)
 
 
 
販売元: Touch Press LLP
価格:¥500
互換性: iOS 5.0 以降。iPhone、iPad および iPod touch 対応。 iPhone 5 用に最適化済み
URL:https://itunes.apple.com/jp/app/beafutto-warudoatorasu/id489221652
HP:http://www.touchpress.com/titles/barefootworldatlas/

2013年10月30日