BLOG

【えほん社の本棚 デジタルえほん No.49】『Sneak a Snack』


 
 
こんばんは。
 
 
ボローニャ受賞作品紹介、8作品目は『Sneak a Snack』のご紹介です。
 
 

 
 
絵本の魅力とは何でしょうかと聞かれると、
絵本に思い入れのあるひとであればあるほど、うーんと答えに口ごもってしまうかもしれません。
 
 
絵本の魅力は一様に表せるものではないと思うのですが、
ひとつだけ確かなことは、絵本にはまず絵が描かれていることです。
 
 
必ずしも絵が主役というわけではないかもしれませんが、
文字だけで構成された本は一般には絵本とは呼びません。
 
内容やストーリーの如何に問わず、絵本にはまず絵があります。
 

そんな、絵本にとってなくてはならない絵が、
デジタルの力によって大きく生まれ変わったもの。
 
本日ご紹介する『Sneak a Snack』をご覧になられると、
デジタルえほんにおける絵の力を感じることができるのではないかと思います。
 
 

 
 
なんと全編3D仕様の本作、端末を傾けると絵のアングルを変化させることができ、
デジタルえほんならではの鑑賞スタイルを存分に味わうことができます。
 
 

 
 
描かれたものにタッチすることでインタラクティブな仕掛けのあるデジタルえほんは数多く存在しますが、
本作は全編そのような仕掛けに加え、物語の世界をのぞく鑑賞者の視点を動かすことができるという、
デジタルの強みを存分に生かしたデジタルえほんであると言えるでしょう。
 
 

 
 
もし3Dでのイラストレーションやアニメーションを制作されている方は、
デジタルえほんアワード<企画部門>にて、みなさんの絵を主役にしたデジタルえほんの企画を制作されてみてはどうでしょうか。
 
 
新しいえほんとしての3Dの領域に、ぜひとも挑戦していただきたいと思います。
 
(ほりあい)
販売元:Mario Brodeur © 2013 U.n.I Interactive
価格:¥300
互換性: iOS 5.0 以降。 iPad 対応。
URL:https://itunes.apple.com/jp/app/sneak-snack-hd-3d-interactive/id657150549?mt=8
HP:http://www.uni-interactive.ca/En/Welcome.html
 
 
————————————————————— 
 
※デジタルえほんアワードでは応募作品を募集しています。
 
募集部門は、<企画部門><作品部門>の2つ。
 
こんなデジタルえほんがあったらいいなといったアイデアをお持ちの方は<企画部門>
 
ぜひわたしのデジタルえほんを見て欲しい!という方は<作品部門>にご応募下さい。
 
各部門グランプリには賞金20万円、準グランプリには5万円が贈呈されます。
 
ご応募いただいたものは、豪華8名の審査員によって審査されます。
 
応募締め切りは6月20日(金)。
 
皆様のご応募をお待ちしております!
 
 
詳細はデジタルえほんアワードオフィシャルサイトホームページをご覧下さい。
 
 
【第三回デジタルえほんアワード開催概要】
 
■ 募集部門 : 企画部門、作品部門
 
■ 募集期間 : 2014年4月8日(火)〜2014年6月20日(金)
 
■ 賞 典:企画部門グランプリ(賞金20万円)
     作品部門グランプリ(賞金20万円)
     企画部門準グランプリ(賞金5万円)
     作品部門準グランプリ(賞金5万円)
     各部門審査員特別賞 など
 
■ 審査基準
 
審査は以下の3つの要素に基づき行います。
 
・たのしい!
 (こどもたちを魅了し、夢中にさせる楽しさ)
・みたことがない!
 (これまで出会ったことのない新しい表現)
・世界がひろがる!
 (こどもたちの想像力・創造力を育み、世界を広げてくれるしかけ)
 
≪デジタルえほんとは?≫
タブレット、電子書籍リーダー、電子黒板・サイネージ、
スマートフォン等テレビやパソコン以外の新しい端末を含む
子ども向けデジタル表現を総称して「デジタルえほん」としています。
 
■ 審査員
※敬称略・五十音順
・いしかわ こうじ / 絵本作家
・角川 歴彦 / 株式会社KADOKAWA取締役会長
・香山 リカ / 精神科医・立教大学教授
・きむら ゆういち / 絵本作家
・小林 登 / 東京大学名誉教授・国立小児病院名誉院長
・杉山 知之 / デジタルハリウッド大学学長
・水口 哲也 / クリエイター・プロデューサー、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(Keio Media Design)特任教授
・茂木 健一郎 / 脳科学者、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、慶應義塾大学研究特任教授
 
2014年7月開催の審査会を経て、2014年8月29日、30日開催の
ワークショップコレクション10」 (主催:NPO法人CANVAS)内にて
結果発表及び表彰式を行います。
 
 
主催:株式会社デジタルえほん、NPO法人CANVAS
 
協力:愛知県立大学情報科学共同研究所
   中京大学工学部宮田研究室
   デジタルハリウッド大学
   武蔵野美術大学
   東北芸術工科大学
   札幌メディアアーツラボ
   女子美術大学
   慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科
   東京大学大学院 情報学環・福武ホール
   東京コンテンツプロデュースラボ
   早稲田大学国際情報通信研究センター
 
■公式サイト
http://www.digitalehonaward.net

2014年5月7日
【えほん社の本棚 デジタルえほん No.48】『I Love My Dad』


 
 
こんばんは。
 
ボローニャ受賞作品紹介、7作品目は『I Love My Dad』のご紹介です。
 
 

  
  
はじめてのこの作品に触れたときには、
なにより愛嬌のあるキャラクターのイラストと、
水彩絵の具で色付けされたような柔らかな色彩に惹き付けられました。
 
 
読み進めるとともに流れ出す気持ちの良い音楽や効果音に導かれながらページをめくっていくと、当然と言えば当然なのかもしれませんが、
「え、このイラストが動くの?」というごく単純なことに驚いてしまいました。
 
 

 
 
紙の絵本として人気のある作品をデジタルえほん化したものが本作のようですが、
既に完成されたイラストがデジタルの力によって動き出すその様は、
自然でなによりキャラクターたちが生き生きとしています。
 
 

 
 
この作品を通して感じられるのは、素敵なイラストたちが動き出すわくわく感です。
 
それは同時に、インタラクティブで動きのある作品においても、
イラストが持つ魅力は未だに強いということなのではと思います。
 
 
デジタルえほんアワード企画部門に興味をお持ちのイラストレーターや絵本作家の方々は、ぜひ参考にご覧になってみてください。
 
(ほりあい)
 
販売元: Snappyant Pty. Ltd. © 2013 Snappyant
価格:¥300
互換性: iOS 5.1 以降。 iPad 対応。
URL:https://itunes.apple.com/jp/app/i-love-my-dad/id652723392?mt=8
HP:http://www.snappyant.com
 
 
————————————————————— 
 
※デジタルえほんアワードでは応募作品を募集しています。
 
募集部門は、<企画部門><作品部門>の2つ。
 
こんなデジタルえほんがあったらいいなといったアイデアをお持ちの方は<企画部門>
 
ぜひわたしのデジタルえほんを見て欲しい!という方は<作品部門>にご応募下さい。
 
各部門グランプリには賞金20万円、準グランプリには5万円が贈呈されます。
 
ご応募いただいたものは、豪華8名の審査員によって審査されます。
 
応募締め切りは6月20日(金)。
 
皆様のご応募をお待ちしております!
 
 
詳細はデジタルえほんアワードオフィシャルサイトホームページをご覧下さい。
 
 
【第三回デジタルえほんアワード開催概要】
 
■ 募集部門 : 企画部門、作品部門
 
■ 募集期間 : 2014年4月8日(火)〜2014年6月20日(金)
 
■ 賞 典:企画部門グランプリ(賞金20万円)
     作品部門グランプリ(賞金20万円)
     企画部門準グランプリ(賞金5万円)
     作品部門準グランプリ(賞金5万円)
     各部門審査員特別賞 など
 
■ 審査基準
 
審査は以下の3つの要素に基づき行います。
 
・たのしい!
 (こどもたちを魅了し、夢中にさせる楽しさ)
・みたことがない!
 (これまで出会ったことのない新しい表現)
・世界がひろがる!
 (こどもたちの想像力・創造力を育み、世界を広げてくれるしかけ)
 
≪デジタルえほんとは?≫
タブレット、電子書籍リーダー、電子黒板・サイネージ、
スマートフォン等テレビやパソコン以外の新しい端末を含む
子ども向けデジタル表現を総称して「デジタルえほん」としています。
 
■ 審査員
※敬称略・五十音順
・いしかわ こうじ / 絵本作家
・角川 歴彦 / 株式会社KADOKAWA取締役会長
・香山 リカ / 精神科医・立教大学教授
・きむら ゆういち / 絵本作家
・小林 登 / 東京大学名誉教授・国立小児病院名誉院長
・杉山 知之 / デジタルハリウッド大学学長
・水口 哲也 / クリエイター・プロデューサー、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(Keio Media Design)特任教授
・茂木 健一郎 / 脳科学者、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、慶應義塾大学研究特任教授
 
2014年7月開催の審査会を経て、2014年8月29日、30日開催の
ワークショップコレクション10」 (主催:NPO法人CANVAS)内にて
結果発表及び表彰式を行います。
 
 
主催:株式会社デジタルえほん、NPO法人CANVAS
 
協力:愛知県立大学情報科学共同研究所
   中京大学工学部宮田研究室
   デジタルハリウッド大学
   武蔵野美術大学
   東北芸術工科大学
   札幌メディアアーツラボ
   女子美術大学
   慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科
   東京大学大学院 情報学環・福武ホール
   東京コンテンツプロデュースラボ
   早稲田大学国際情報通信研究センター
 
■公式サイト
http://www.digitalehonaward.net

2014年5月2日
【えほん社の本棚 デジタルえほん No.47】『This is my body – Anatomy for kids』


 
 
こんばんは。
 
 
ボローニャ受賞作品紹介、6作品目の本日は『This is my body – Anatomy for kids』のご紹介です。
 
 

 
 
絵本の中には、物語のあるものだけではなく、あいうえおを学ぶものだったり、
ABCを学ぶものや、からだのしくみや車の名前、
動物の名前を学ぶものなど、学習の要素が入ったものも多くあります。
 
 
ふと考えると、“絵本”というものはとても懐が広いものです。
読み聞かせができるような物語に魅力があるものもあれば、
ただただ素敵な絵に圧倒されるもの、読みながら勉強になるものや、
中にはナンセンスなんてものもありますよね。
 
 
さまざまな領域をボーダレスに表現として成立させてしまう、
強引なようなでおおらかな表現のかたち、
それが“絵本”なのではないかと思うのですが、
それにデジタルが足されて“デジタルえほん”になったとしても、
その多様性は損なわれることはありません。
 
 

 
 
この『This is My Body』は、そのタイトルの通り、
身体のしくみについて学べるデジタルえほん作品です。
 
人間の身体というものは、とても複雑なものです。
筆者の小さい頃は、分厚い図鑑の中に描かれた、
地球の2週半もあるという血管が描かれたヒトのイラストをにらめっこしたものですが、
難しい名称がつけられた身体中の部位や器官について、
いまいちぴんとこない感じがしたものです。
 
 

 
 
ところが、このデジタルえほんように、多様なイラストと分かりやすいアニメーションとともに解説されると、子どもたちも楽しく勉強することができ、難しい言葉もすっと頭に入ってくるのではないでしょうか。
 
 

 
 
紙の絵本にデジタルの魔法がかかることで得られるものは、“楽しい!”というごく単純で、それでいて確かに子どもたちに心を掴む新しい魅力です。
 
知ることは楽しいことだということが、デジタルえほんを通して多くの子どもたちの心に芽生えればいいなと思います。
 
分厚い図鑑に飽きた子どもたちにそっと見せてあげたくなる作品です。
  
(ほりあい)
 
価格:¥200
販売元:urbn; pockets
互換性: iOS 5.0 以降。 iPad 対応。
URL:https://itunes.apple.com/jp/app/this-is-my-body-anatomy-for/id545172723?mt=8
HP:http://www.urbn-pockets.com/index.html
 
 ————————————————————— 
 
※デジタルえほんアワードでは応募作品を募集しています。
 
募集部門は、<企画部門><作品部門>の2つ。
 
こんなデジタルえほんがあったらいいなといったアイデアをお持ちの方は<企画部門>
 
ぜひわたしのデジタルえほんを見て欲しい!という方は<作品部門>にご応募下さい。
 
各部門グランプリには賞金20万円、準グランプリには5万円が贈呈されます。
 
ご応募いただいたものは、豪華8名の審査員によって審査されます。
 
応募締め切りは6月20日(金)。
 
皆様のご応募をお待ちしております!
 
 
詳細はデジタルえほんアワードオフィシャルサイトホームページをご覧下さい。
 
 
【第三回デジタルえほんアワード開催概要】
 
■ 募集部門 : 企画部門、作品部門
 
■ 募集期間 : 2014年4月8日(火)〜2014年6月20日(金)
 
■ 賞 典:企画部門グランプリ(賞金20万円)
     作品部門グランプリ(賞金20万円)
     企画部門準グランプリ(賞金5万円)
     作品部門準グランプリ(賞金5万円)
     各部門審査員特別賞 など
 
■ 審査基準
 
審査は以下の3つの要素に基づき行います。
 
・たのしい!
 (こどもたちを魅了し、夢中にさせる楽しさ)
・みたことがない!
 (これまで出会ったことのない新しい表現)
・世界がひろがる!
 (こどもたちの想像力・創造力を育み、世界を広げてくれるしかけ)
 
≪デジタルえほんとは?≫
タブレット、電子書籍リーダー、電子黒板・サイネージ、
スマートフォン等テレビやパソコン以外の新しい端末を含む
子ども向けデジタル表現を総称して「デジタルえほん」としています。
 
■ 審査員
※敬称略・五十音順
・いしかわ こうじ / 絵本作家
・角川 歴彦 / 株式会社KADOKAWA取締役会長
・香山 リカ / 精神科医・立教大学教授
・きむら ゆういち / 絵本作家
・小林 登 / 東京大学名誉教授・国立小児病院名誉院長
・杉山 知之 / デジタルハリウッド大学学長
・水口 哲也 / クリエイター・プロデューサー、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(Keio Media Design)特任教授
・茂木 健一郎 / 脳科学者、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、慶應義塾大学研究特任教授
 
2014年7月開催の審査会を経て、2014年8月29日、30日開催の
ワークショップコレクション10」 (主催:NPO法人CANVAS)内にて
結果発表及び表彰式を行います。
 
 
主催:株式会社デジタルえほん、NPO法人CANVAS
 
協力:愛知県立大学情報科学共同研究所
   中京大学工学部宮田研究室
   デジタルハリウッド大学
   武蔵野美術大学
   東北芸術工科大学
   札幌メディアアーツラボ
   女子美術大学
   慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科
   東京大学大学院 情報学環・福武ホール
   東京コンテンツプロデュースラボ
   早稲田大学国際情報通信研究センター
 
■公式サイト
http://www.digitalehonaward.net

2014年4月30日
【えほん社の本棚 デジタルえほん No.46】『Midnight Feast』


 
 

こんばんは。
 
 

ボローニャ受賞作品紹介5作品目、本日は『Midnight Feast』のご紹介です。
 
 

 
 
Fiction部門の”MENTION”として選出された本作、審査員の方々からのコメントは以下のようなものでした。
  
  
“Midnight Feastは、私たちにタッチスクリーンによる物語が、決して小さな子どもたち向けのものに限らないことを思い出させてくれる。
(Midnight Feast by Slap Happy Larry (Australia) reminds us all that touch screen storytelling isn’t exclusive to the very young.)”

 
 
Children’s Technology Reviewsより  
 
 
デジタルえほんの多くは、
小さなこども向けに作られたものと捉えられがちではありますが、
実際には、0歳から10歳代まで、
幅広い年齢の子どもたちが触れているのが現状です。
 
  
急速に普及したスマートフォンやタブレット端末は、
小さな子どもからある程度の読み書きができ、主体的に使いこなすことができる子どもまで、
様々な子どもたちにデジタルえほんに触れる機会を与えています。
 
 
“真夜中の御馳走=Midnight Feast”と題されたこの作品は、
小さいお子様向けというより、もしかしたら弟や妹がいたり、
小学校も高学年になってきたような子どもたちにとって
意味をもつ作品になるのではないかと思います。
 
 

 
 
どこか無国籍な赴きのあるイラストと、
もの憂気な色合いで描かれた夜の街路。
 
 
眠ってしまうのがもったいないような気持ちで、
ぼんやりと窓の外を眺めながら夜を過ごしている主人公のRoyaは、
窓辺に訪れた一匹の黒猫と、想像の中でおしゃべりをします。
  
 
黒猫が語る真夜中のパーティ。
そしてそこで振る舞われるという“真夜中の御馳走”の存在に、
次第にRoyaは魅せられていきます。
 
 

 
 
眠れないまま過ごす真夜中の部屋の中で、静かに動く“黒い影”の存在や、
 
Royaが見る、ここではないどこか遠い場所の光景が、
 
インタラクティブなビジュアルエフェクトとして表現され、
 
次第に物語は妄想と現実の境目が曖昧になっていきます。
 
 

 
 
なんとなく大人たちとの間に距離を感じながらも、 
幼い妹や弟のように振る舞うことではない、
そんなおとなとこどものあいだに位置する年齢のこどもたち。
 
この作品は、そんなこどもたちの漠然とした不安感や、
その裏にある静かな期待感に揺れる微妙な心の機微を描いた、
繊細なストーリーの作品だと思います。
 
 
外出先のレストランや、車の後部座席で、
どこか窓の外を眺めてぼんやりしているお子さんに、
そっとすすめてみてはいかがでしょうか。
 
(ほりあい)
 
販売元: Dan Hare © Slap Happy Larry
価格:¥300
互換性:iOS 5.0 以降。 iPad 対応。
URL:https://itunes.apple.com/jp/app/midnight-feast/id608825489?mt=8
HP:http://www.slaphappylarry.com/story-apps/midnight-feast/
 
 
————————————————————— 
 
※デジタルえほんアワードでは応募作品を募集しています。
 
募集部門は、<企画部門><作品部門>の2つ。
 
こんなデジタルえほんがあったらいいなといったアイデアをお持ちの方は<企画部門>
 
ぜひわたしのデジタルえほんを見て欲しい!という方は<作品部門>にご応募下さい。
 
各部門グランプリには賞金20万円、準グランプリには5万円が贈呈されます。
 
ご応募いただいたものは、豪華8名の審査員によって審査されます。
 
応募締め切りは6月20日(金)。
 
皆様のご応募をお待ちしております!
 
 
詳細はデジタルえほんアワードオフィシャルサイトホームページをご覧下さい。
 
 
【第三回デジタルえほんアワード開催概要】
 
■ 募集部門 : 企画部門、作品部門
 
■ 募集期間 : 2014年4月8日(火)〜2014年6月20日(金)
 
■ 賞 典:企画部門グランプリ(賞金20万円)
     作品部門グランプリ(賞金20万円)
     企画部門準グランプリ(賞金5万円)
     作品部門準グランプリ(賞金5万円)
     各部門審査員特別賞 など
 
■ 審査基準
 
審査は以下の3つの要素に基づき行います。
 
・たのしい!
 (こどもたちを魅了し、夢中にさせる楽しさ)
・みたことがない!
 (これまで出会ったことのない新しい表現)
・世界がひろがる!
 (こどもたちの想像力・創造力を育み、世界を広げてくれるしかけ)
 
≪デジタルえほんとは?≫
タブレット、電子書籍リーダー、電子黒板・サイネージ、
スマートフォン等テレビやパソコン以外の新しい端末を含む
子ども向けデジタル表現を総称して「デジタルえほん」としています。
 
■ 審査員
※敬称略・五十音順
・いしかわ こうじ / 絵本作家
・角川 歴彦 / 株式会社KADOKAWA取締役会長
・香山 リカ / 精神科医・立教大学教授
・きむら ゆういち / 絵本作家
・小林 登 / 東京大学名誉教授・国立小児病院名誉院長
・杉山 知之 / デジタルハリウッド大学学長
・水口 哲也 / クリエイター・プロデューサー、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(Keio Media Design)特任教授
・茂木 健一郎 / 脳科学者、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、慶應義塾大学研究特任教授
 
2014年7月開催の審査会を経て、2014年8月29日、30日開催の
ワークショップコレクション10」 (主催:NPO法人CANVAS)内にて
結果発表及び表彰式を行います。
 
 
主催:株式会社デジタルえほん、NPO法人CANVAS
 
協力:愛知県立大学情報科学共同研究所
   中京大学工学部宮田研究室
   デジタルハリウッド大学
   武蔵野美術大学
   東北芸術工科大学
   札幌メディアアーツラボ
   女子美術大学
   慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科
   東京大学大学院 情報学環・福武ホール
   東京コンテンツプロデュースラボ
   早稲田大学国際情報通信研究センター
 
■公式サイト
http://www.digitalehonaward.net

2014年4月28日
【えほん社の本棚 デジタルえほん No.45】『Easy Studio』


 
 
こんにちは。
 
 
ボローニャ受賞作品紹介、四作品目は『Easy Studio』のご紹介です。
  
 

 
 
まずは、審査員の方々のコメントを見てみましょう。
 
 
“Easy Studioの素晴らしくデザインされたチュートリアルとアニメーションツールは、子どもたちをアニメーターに変身させることができる。
(Easy Studio by 3 Elles Interactive (France) turns a child into the animator by way of a well-designed set of tutorials and animation tools.)”

 
 
Children’s Technology Reviewsより 
 
 
デジタルの大きな魅力のひとつとして上げられるのは、いままで鑑賞者だった人々を、作り手に変えることできるところです。
 
 
デジタルがもたらした革命は、イラストやデザイン、音楽、写真、映画等、あらゆる創作活動の在り方を大きく変えてしまいました。
 
 
デジタルの力を借りれば、さまざまな創作活動にも簡単に取り組むことが出来るようになりました。
デジタルを用いた創作は、自在に編集・修正ができることから、創作への敷居を大きく下げることになりました。
 
 
『Easy Studio』は、そんなデジタルの強みが十分に発揮されたデジタルえほんであると言えるでしょう。
 
 

 
 
このアプリは、誰もが簡単にアニメーションを作ることが出来るアプリです。
 
 
このアプリでは、アニメーションの基本的な仕組みを学ぶことができます。
 
丸、さんかく、しかくなど、色鮮やかなかたちの中から、画面上の白いシルエットに合うものを選んでみましょう。
 
ぴったりはまったら、写真のマークでパチり。
 
 

 
 
すると少し移動したシルエットが表示されます。またそれにかたちを当てはめて、パチり。
 
 
同じ要領で何枚か写真がとれたら、アニメーションの完成です。
再生して、動き出すのを見てみましょう。
 
 

 
 
操作に慣れたら、エキスパートモードへ。
 
自由にかたち、色を選んで、オリジナルのアニメーションを作ることができます。
 
 
デジタルえほんには、必ずしもストーリーが必要なわけではありません。
 
『Easy Studio』のように、こどもたちが自由にストーリーをつくることができるもの、
これはデジタルえほんならではの魅力なのではないかと思います。
 
ぜひ親子でオリジナルアニメーションを作ってみて下さい。
 
(ほりあい)
 
販売元:Les Trois Elles © 3 Elles Interactive
価格:¥400
互換性: iOS 5.1 以降。iPhone、iPad および iPod touch 対応。 iPhone 5 用に最適化済み
URL:https://itunes.apple.com/jp/app/easy-studio/id593847174?mt=8
HP:http://lestroiselles.com/index.php/en/
 
 
————————————————————— 
 
※デジタルえほんアワードでは応募作品を募集しています。
 
募集部門は、<企画部門><作品部門>の2つ。
 
こんなデジタルえほんがあったらいいなといったアイデアをお持ちの方は<企画部門>
 
ぜひわたしのデジタルえほんを見て欲しい!という方は<作品部門>にご応募下さい。
 
各部門グランプリには賞金20万円、準グランプリには5万円が贈呈されます。
 
ご応募いただいたものは、豪華8名の審査員によって審査されます。
 
応募締め切りは6月20日(金)。
 
皆様のご応募をお待ちしております!
 
 
詳細はデジタルえほんアワードオフィシャルサイトホームページをご覧下さい。
 
 
【第三回デジタルえほんアワード開催概要】
 
■ 募集部門 : 企画部門、作品部門
 
■ 募集期間 : 2014年4月8日(火)〜2014年6月20日(金)
 
■ 賞 典:企画部門グランプリ(賞金20万円)
     作品部門グランプリ(賞金20万円)
     企画部門準グランプリ(賞金5万円)
     作品部門準グランプリ(賞金5万円)
     各部門審査員特別賞 など
 
■ 審査基準
 
審査は以下の3つの要素に基づき行います。
 
・たのしい!
 (こどもたちを魅了し、夢中にさせる楽しさ)
・みたことがない!
 (これまで出会ったことのない新しい表現)
・世界がひろがる!
 (こどもたちの想像力・創造力を育み、世界を広げてくれるしかけ)
 
≪デジタルえほんとは?≫
タブレット、電子書籍リーダー、電子黒板・サイネージ、
スマートフォン等テレビやパソコン以外の新しい端末を含む
子ども向けデジタル表現を総称して「デジタルえほん」としています。
 
■ 審査員
※敬称略・五十音順
・いしかわ こうじ / 絵本作家
・角川 歴彦 / 株式会社KADOKAWA取締役会長
・香山 リカ / 精神科医・立教大学教授
・きむら ゆういち / 絵本作家
・小林 登 / 東京大学名誉教授・国立小児病院名誉院長
・杉山 知之 / デジタルハリウッド大学学長
・水口 哲也 / クリエイター・プロデューサー、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(Keio Media Design)特任教授
・茂木 健一郎 / 脳科学者、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、慶應義塾大学研究特任教授
 
2014年7月開催の審査会を経て、2014年8月29日、30日開催の
ワークショップコレクション10」 (主催:NPO法人CANVAS)内にて
結果発表及び表彰式を行います。
 
 
主催:株式会社デジタルえほん、NPO法人CANVAS
 
協力:愛知県立大学情報科学共同研究所
   中京大学工学部宮田研究室
   デジタルハリウッド大学
   武蔵野美術大学
   東北芸術工科大学
   札幌メディアアーツラボ
   女子美術大学
   慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科
   東京大学大学院 情報学環・福武ホール
   東京コンテンツプロデュースラボ
   早稲田大学国際情報通信研究センター
 
■公式サイト
http://www.digitalehonaward.net

2014年4月24日