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【えほん社の本棚 紙のえほん No.20】「のぞく」


(作: 天野祐吉 写真: 後藤田 三朗 絵: 大社玲子 出版社: 福音館書店)

 

こんにちは。
家の近くの公園で新緑を眺めていると
ほんとういろとりどりですね。
あかるいみどり、あわいみどり、いろんなみどりに
なまえをつけながら歩いたらたのしそうですね。 

 

今月は、「かたち」というテーマで
えほんを選ばせていただきご紹介させていただきます。 
 
 
3冊目は、天野祐吉さん作、後藤田 三朗さん写真、大社玲子さん絵
「のぞく」です。

 

まるが2つ、おおきな円1つ、四角や三角、四角がたくさん・・・。
いろんなかたちのいろんなあな。

 

望遠鏡、つりがね、まど、マンホール、土管
その先には何があるのでしょう。 

 

さまざまな物語や会話を想像できる写真。
そして、挿絵。
挿絵には、あらゆるかたちのくりぬきがあり
表とウラでは異なるものに見立てられています。
さらに、その絵たちにはエピソードがあり
さいごのページで絵のウラをのぞくことができます。
 

 

のぞいている側、のぞかれる側、のぞく目線。
さまざまな視点でせかいをのぞくきっかけになるえほん。

 

このえほんをよんで、
まちを歩くとわくわくであふれ、いくつもの発見と出会えそうです。

(たねおい) 

作: 天野祐吉
写真: 後藤田 三朗
絵: 大社玲子
出版社: 福音館書店(http://www.fukuinkan.co.jp
税込価格: ¥1,470(本体価格:¥1,400)
発行日: 2006年05月
ISBN: 9784834022049

 

2013年4月16日