こんにちは。
雨が降るとすこし涼しくなり
晴れた日にどっと暑さを感じます。
ぎったんばっこん、雨の日と晴れの日を繰り返して
夏になっているのでしょうね。
「雨と音」がテーマの今月。
きょうの一冊は、ロバート・ブライトさんの「あかいかさ」です。
空は晴れているけれど、
おんなのこはあかいかさを持ってお外に出ていました。
「持ってくるんじゃなかった」と思っていたら
雲が現れ、雨が降ってきたので
おんなのこはあかいかさをさします。
すると、こいぬが一匹、こねこも二匹。にわとり三羽・・・と
たくさんの動物が雨宿りをしにやって来ました。
あかいかさで雨宿り。
さて、ほかにはどんな動物が雨宿りをしにやって来るのでしょう。
つよく雨の降る日、
どうぶつたちは、虫たちは、どこでどうしているのかしらと
想いを馳せます。
どこか、
このおんなのこのあかいかさのようなところに集まって
雨宿りをしていたらいいなと
このえほんを読んでいて思いました。
雨降りの日があったかい日になることを感じる「あかいかさ」。
傘をさすことが苦手な子がいたら、
このえほんを一緒に読んでみるのはいかがでしょう。
(たねおい)
あかいかさ (海外秀作絵本)
作・絵: ロバート・ブライト
訳: 清水 真砂子
出版社: ほるぷ出版(http://www.holp-pub.co.jp)
発行日: 1975年
ISBN: 9784593500031