こんにちは!
8月もあともう少しですね。
夕立がやんだあとの
虫の鳴き声が秋を予感させます。
それでは、今週もデジタルえほん関連ニュースをお届け致します。
・TechCrunch Japan 8月18日
子供のアート作品をクラウドに残せば、Kiipを使った「ご褒美」を受け取れるCanvsly
・ReseMom 8月20日
小1-3対象にタブレットを使った理科教室、関西Z会で8/28-29
・シンガポール経済新聞 8月20日
星で4次元デジタル宇宙ビューワー「Mitaka」上映会-今回で2回目
・ReseMom 8月21日
スマホに潜む子どもの危険を疑似体験…大人向け情報モラル教育用無料アプリ
・INSIDEjp 8月21日
お手軽×高機能お絵かきソフト『Colors! 3D』本日8月21日より配信開始 ─ 50万点以上の作品の閲覧も可能
・朝日新聞デジタル 8月22日
子ども文庫で3世代交流を 新潟・上越に開設40年
・OZmall 8月23日
東京で初開催!光で遊ぶ「魔法の美術館」
今週もよろしくお願い致します。
(事務局)
こんにちは!
お盆休みいかがすごされたでしょうか。
雷雨の激しさには驚かされましたね。
足止めされてしまった人もいるのではないでしょうか?
まだしばらくは暑い日がつづきそうです。
それでは、今週もデジタルえほん関連ニュースをお届け致します。
・ReseMom 8月12日
佐賀県が「教育の情報化」をテーマに共同研究者を募集
・朝日新聞デジタル 8月13日
カフェに「私の本棚」 数学・鉄道…持ち込み紹介
・ReseMom 8月14日
学校の授業にてICTを活用する「先導先生」26名をDiTTが選定
・ReseMom 8月15日
iPad導入による教育ICT活用事例を紹介「iTeachers カンファレンス」8/25
・ReseMom 8月15日
人気の夏休み自由研究、ランキングTop10
・毎日jp 8月16日
特集:「2013 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」 西宮市大谷記念美術館であす開幕
・CNET Japan 8月16日
アップル、アプリガイドラインを改定–児童プライバシー保護法改正踏まえ
今週もよろしくお願い致します。
(事務局)
こんにちは!
音楽フェスや花火大会に賑やいだ週末、いかがお過ごしでしたでしょうか。
聞くところによると40℃越えのところもあるとか…くれぐれも熱中症にお気をつけ下さい。
それでは、今週もデジタルえほん関連ニュースをお届け致します。
・ITmedia Mobile 8月5日
小寺信良「ケータイの力学」:タブレットで変わる、学びのカタチ(3)
・教育家庭新聞 8月5日
保育活動でiPad学生が教材を作成
・北海道新聞 8月6日
森や命、素晴らしさ知って 芽室の写真家小寺さん、子供向け絵本作家体験が人気
・ReseMom 8月7日
ドラゼミ親子イベント、夏休みに敬語や安全なネット利用を学習
・産経関西 8月8日
デジタルアーツと小学館集英社プロダクション 子どものネット利用で協業
・朝日新聞デジタル 8月9日
子どもが作った映画を上映
・PR TIMES 8月9日
岩手・石川・東京の三か所同時にタブレットを使った美術教室を開催!デジタルハリウッド大学×ドコモ未来ミュージアムによる『未来を咲かせるプロジェクト』
・神奈川新聞社 8月10日
「キッズデザイン」最優秀賞にJVCの地球儀/横浜
・ニッケイ新聞 8月10日
読み書きを教える教材に=立命館 小澤教授が来伯=電子書籍「DAISY」紹介=当時と連携の可能性を探る
・日経トレンディ 8月12日
東北復興にITの力を! 地元の子どもたちもゲーム制作に参加した「福島GameJam」
今週もよろしくお願い致します。
(事務局)
7月31日、ドットDNPにて現在開催中の「ふねくんのたび展」に合わせ、トークイベントが行われました。
ご来場いただいたみなさま、どうもありがとうございました!
“デジタルえほんの未来を考える”と題しました本トークイベント、二回目の今回は「表現とメディア」をテーマに、本展示の原作「ふねくんのたび」の作者であるいしかわこうじさんを迎え、デジタルえほんからは代表の石戸、アートディレクターの季里、さらに大日本印刷hontoビジネス本部ビジネス開発ユニットの吉岡康明さまにご登壇頂き、トークセッションが行われました。
今日は、そんなトークイベント当日の模様をお届けします。
まずは原作者であるいしかわさんから、ふねくんのたびが生まれた経緯についてお話いただきました。
いしかわさん:最初に作った絵本は「どうぶついろいろかくれんぼ」という本で、これだけ作ろうと思ったんだけど、(出版社の人に)“のりもの”も作ってくれと言われて、作ったんですね。そのときに、ふねを描いたんです。何かストーリー絵本というか、ストーリーのあるものを作ってみたいなあとはずっと思っていて、このふねが動いたらいいんじゃないかっていう風に思いつきまして。だから、この絵がスタートなんです。
人気シリーズである“しかけ絵本シリーズ”うちの一作、「のりものいろいろかくれんぼ」の表紙の真ん中に、ふねくんはいます。絵本「ふねくんのたび」のきっかけは、ふねくんの絵そのものから始まったそうです。
いしかわさん:ぼくは海とか港町がすごく好きで、いろんなところを旅をして、港や海を見て、この本も海とか空とか港とか、そういうものをのんびり眺めて楽しめる絵本にしたいなあって思って作りました。
今回の展示を企画するにあたって、アートディレクターの季里が一緒にデジタルえほんを制作したい人として、最初に名前があげたのがいしかわさんでした。コンピュータによる新しい表現が登場しはじめた1990年代に、既にふたりはお知り合いだったそうです。
季里:当時のCGっていうのは、すごく反射してリアルなものを作るというのが主流でした。その中でいしかわさんはほのぼのした絵をコンピュータとして描いていらっしゃって。私自身も、研究室に所属していた時に、何億円のコンピュータを使って、“こんな漫画みたいなものを作って!”と先生によく言われたりしていまして(笑)いしかわさんは同じ匂いがすると勝手に思っていました。
イラストレーターから転向し、絵本作家としての活動を始めたいしかわさん。そんな、もともと“デジタル畑”にいたいしかわさんが絵本制作をはじめたのなら、きっとデジタルえほん制作に興味をもってくれるはずだと、私たちはいしかわさんのもとに今回の企画展のお話を持っていたのでした。
“のんびり眺めて楽しめる絵本”として生まれた「ふねくんのたび」を、今回の展示に向けデジタル化するにあたって、私たちのあたまにあったのは“世界一ゆっくりしたデジタルえほん作ろう”ということでした。
しかしながら、企画当初絵本のデジタル化に対するいしかわさんの反応は、あまりいいものではありませんでした。
いしかわさん:絵本っていうのは、二次元的なものが印刷されているんですけど、結局は立体物なんですね。厚みがあって、手に取れる、ページを開いてみるとかたちがだんだん現れてくる、触ってみて固いと感じるとか、五感で感じるものだと思うんですね。そう考えると、これをデジタルに置き換えるっていうときに、プラスされる要素もあるけれど、失う要素もある気がして、絵本より衝撃度が減っちゃうんじゃないかって。電子書籍みたいな考え方で、絵本を電子書籍化するみたいなことだと、それはもう二次使用的な感じがして、わくわくしないなあと思った。
そんないしかわさんの気持ちが変わったのは、アニメーションやBigPadでの展示の話が出た時でした。
いしかわさん:絵本では、質感のあるテクスチャーを出している。それぞれのものに微妙な質感があったりタッチがあったり。アニメーションっていうと、線画があってそこにベタ面で塗るっていうのが基本じゃないですか。それだとこの味は完全に消えちゃうなって思ったんだけど、そういうテクスチャー感みたいなものを全部残しながら動かしていくことができれば、それはまた絵本と違う価値がでてくるんじゃないかって思ったんですね。“動く絵画”みたいな感じっていうんですかね。絵が動いたら面白いなって昔から思っていたんで。
絵本のデジタル化の話が進むにあたって、真っ先にいしかわさんの口から上がったのが本作「ふねくんのたび」でした。
いしかわさん:デジタルにしたことで別の魅力が出てくるって思えるものがいいなと思って。それがぼくの作った作品のなかでは「ふねくんのたび」が映像にしたときにいいんじゃないかって思ったんですね。というのも、この表紙を描いた時点で、このふねが煙をポッポッポッポと出しながらのんびり走ったら、気持ちいいだろうなっていうイメージが浮かんだんですね。それを自分が見てみたいなって。それが一番大きいかもしれない。
そんな“動く絵画”の実現化に奮闘したのが、DNPの精鋭クリエイティブチームです。
紙の絵本をデジタル化することでどんな魅力的なことができるのかということに非常に興味があったと、吉岡さんは語ります。
吉岡さん:絵本っていうのはストーリーがあるわけですけど、画面画面は連続的じゃないわけですね。ただ連続的じゃない画面の中にもストーリーがあるわけで、そのページ間のストーリーをどう繋げていくかというのがポイントだったかなあと思っています。
制作にあたって、いしかわさん本人の口から細かいところまでご指摘をいただき、満足のいく仕上がりまで何度も試行錯誤が行われたそうです。作品上映にあたっても、プロジェクターの特性上輝度が液晶に比べて落ちてしまうため、色や絵のタッチの再現性に留意した機種や投射する壁の選別に至るまで、徹底した吟味を重ねられました。さらに、立体的な音響効果を施し、より臨場感のある音像の探求が行われました。
BigPad展示は、話し合いの中から生まれたアイディアが実現したものです。iPad上で作ったオリジナルのふねくんを、BigPad上に表示された港に浮かべることができる本作品は、「川や池に自分で作った船を浮かべるようなイメージ」で遊ぶことができると、いしかわさんは語ります。
この展示は子どもたちだけではなく大人たちにも人気がありますと、吉岡さん。中には、同じ船をたくさん港に浮かべて遊んでいるひともいたとか。
アニメーションやBigPadなどを使用したデジタルの展示同様、今回の展示で大きく目を惹くのが会場全体に配置されるアナログ展示です。絵本の中に登場するふねや島の造形物は、こどもたちの注目の的になっています。
季里:まず、階段降りてきたと同時に絵本の世界にどーんと入りたいという気持ちがありまして、じぶんが絵本の中に入り込む世界を作りたいということで、二方向の壁、床を青くしたいということがありました。ドットDNPに来るお客様はまだ絵本が読めない1歳2歳のお子さんが多くて、その子どもたちにもいしかわさんの世界を楽しんでいただきたいということで、実際に触れる絵本の世界があるといいなと思いました。
「自分が子どもになってその世界に入っていきたい」と、とても満足げに語るいしかわさんがとても印象的でした。
トークイベントの最後には、それぞれにとっての“デジタルえほん”とは何かについて語られました。登壇者みなさまに共通するのは、デジタルえほんというのは、今までにない新しい表現のひとつであるということでした。
新しい表現の可能性と未来に対し、登壇者のみささまそれぞれが期待を寄せるかたちで、本トークイベントは終了しました。
「ふねくんのたび」展では、もともとはひとつの絵本作品であったものを、空間、造形物、アニメーション、BigPadなどの様々なメディアで通して表現しています。
展示までの道のりについて語られた本トークイベントを通して、登壇者のみなさんに共通しているのは“わくわく感”であったように感じました。
「絵本の中のふねくんが飛び出して動き出したらどうなるだろう」
「絵本の世界に実際に入り込めるような空間があったらどうだろう」
そんなアイデアへのわくわくする気持ちと、そしてそれをなんとしても見てみたい!という気持ちが、クリエイターたちを制作へ駆り立てているのだと思います。
当日参加された方にもそんなわくわくする気持ちを感じて頂けたなら幸いです。
本展示を通して、さまざまなメディアを行き来した表現が生むわくわく感と、新しい表現としての“デジタルえほん”の可能性を感じてもらえたらと思います。
「ふねくんのたび」は9月28日までドットDNP地下1階デジタルえほんミュージアムにて開催中です。
ぜひ、ふねくんの世界を体験しに来て下さい。
(ほりあい)
いしかわこうじ「ふねくんのたび展」
会期:2013年6月10日〜2013年9月28日
休館日:日曜日
開館時間:10:00〜18:00
入場料:無料(カフェ、スペシャルワークショップ等、有料のものもございます)
会場:デジタルえほんミュージアム(ドットDNP内)
住所:〒162-0843
東京都新宿区市谷田町 1-14-1 DNP市谷田町ビル
HP:http://www.dnp.co.jp/dotdnp/
こんにちは。
じーじー、みーんみんと、虫の鳴き声とともに一日が始まる8月。
今月は〈むし・森〉をテーマに、デジタルえほんの紹介をさせていただきます。
本日ご紹介するのは、「ヌカカの結婚」です。
“その昔、男も女も子どもを生んでいました”
episode01“男と女に”の冒頭の一文です。
ここでは、男も女も、“自分が分裂するように”子どもを生んでいたときのことが語られます。
あたまに“はてな?”を浮かべながら読み進めてみると、なるほど、最後に謎解きがあります。
このおはなしは、まだ生命に性別がなかった頃、種の保存としての性別が誕生するものがたりだったのです。
本作品「ヌカカの結婚」は、生き物のふしぎ、虫の生態について、ものがたりのように読み進めながら学ぶことができる、不思議な雰囲気をもつデジタルえほんです。
全13のエピソードの中で、さまざまな虫たちの生態が、どこか不気味ながらもかわいらしいアニメーションと音楽とともに描かれています。
たとえば、こどもたちにとっても馴染みのあるアリ。
女王アリが生涯数百匹の子どもを生む秘密について、“100人の求婚者”の中で描かれています。
他にも、女王蜂やカタツムリ、クモなど、馴染みの虫たちの、人間からしてみればびっくりするような奇妙な生態、残酷な現実が、可愛らしい人間のかたちをキャラクターを通して描かれています。
「ヌカカの結婚」の中で描かれる「生命」についてのものがたりは、こどもたちにとってははてな?の連続かもしれません。
特に謎解きのところは、お父さんお母さんの説明が必要かもしれません。
けれど、この作品がもつ独特な雰囲気の中で描かれる「死」は、子どもたちにこころに小さな「生」の波紋を広げていくように思います。
たとえその時に意味はわからなくても、こころの中に残るその小さな波は、確実に子どもたちのこころに残り、いつか特別な意味を持つことなると思うのです。
小さい子どもたちの中には、アリの行列を踏んで遊んだり、アリの巣を埋めて遊んだりしてしまう子も少なくないと思います。
それがどうしていけないことなのかを説明することは、とても難しいことです。
そんなときに、この「ヌカカの結婚」のようなえほんを介して触れる「死」が、子どもたちのこころの中で広がっていく様子を、そっと見守ってあげれたらなと、筆者は思います。
少し気難しいお子様におすすめかもしれません。
(ほりあい)
「ヌカカの結婚」
販売元: Muu Muu Co.,Ltd.
価格:¥350
条件: iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 3.1.3 以降が必要
URL:https://itunes.apple.com/jp/app/nukakano-jie-hun/id364585889?mt=8
HP:http://www.muumuu.com/product.html