こんにちは
1月23日という今日の日付を眺めていたら
1・2・3と並んでいるなとぼんやり思い、
今日は何の日だろうとふっと調べてみました。
1(いい)23(ふみ)
↓
いい文・E文 という語呂合わせより
電子メールの日なのだそうです。(1994年制定)
きょうも、みなさんにいい文で素敵な作品をご紹介したいと思います。
きょうのデジタルえほんは、「ラヂオえほん ゴ・ゴ・ゴリラ」です。
デジタルえほんをひらくと、レコードのまわるジリジリという音。
明るい色彩で描かれたレコードの絵に
「どんなお話だろう」とわくわくします。
いよいよ、お話がはじまると・・・
サンプラザ中野くんの歌にあわせて、ゴリラが登場します。
【みる】という文字にタッチすると、お話が始まります。
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴという
サンプラザ中野くんの歌と音楽
愛らしいゴリラのイラストに、こどももにこにこ踊りだしそうです。
主人公のゴリラは、パンダなど出会うものたちの素敵なところに憧れて
名前の一文字をもらい、姿も変身していきます。
〈パンダのパの字がかわいい〉
〈黄色いドレスがおしゃれなバナナ〉など
ゴリラの憧れる視点がとっても素敵なのですよ。
「今度はどんなところに憧れるのだろう」と、
読み進めるたのしみになりました。
【あそぶ】モードでは、お話に合わせて、
犬の声、タンバリンなどの音を鳴らして楽しむことができます。
わたしの友人の2才の子と
「ゴ・ゴ・ゴリラ」をいっしょに読んだことがあります。
普段、じっと座っていることも得意ではないようで、
長いお話のえほんもまだあまり読んだことがないと聞いていました。
「ゴ・ゴ・ゴリラ」を一度読み終えたところで、
もう1回とアンコール。
いっしょにうたっているように声を出し、
すっかりお気に入りの一冊になっていました。
わたしも、「ゴ・ゴ・ゴリラ」のうたが頭から離れなくなる
そんな一日でした。
えほんがはじまると、
たのしい音楽と素敵なお話に
気持ちもわくわくし、からだも動いてしまう
そんなデジタルえほんです。
(たねおい)
名称: 『ゴ・ゴ・ゴリラ』
価格: 無料
販売元: DENTSU MAGAZINE © 2011 DENTSU INC.
条件: iPad 互換 iOS 4.2 以降が必要
※ ラヂオえほんwebサイトからも読むことができます。
(http://ehon.jfn.co.jp/index1.html)
販売サイト:App StoreTM(アップストア)
https://itunes.apple.com/jp/app/go-go-gorira/id448288075?mt=8
こんにちは
日がすこしずつ長くなっておりますね。
こどものころは「いちばん日が短いのは2月」、「いちばん日が長いのは夏休み」
そんな風に感じておりました。
同じ現実だけれど、
こどもだけにある現実というようなものってありますよね。
きょうご紹介する紙のえほんは、まさにこどもだけの世界のお話です。
マリー・ホール・エッツの「もりのなか」です。
紙の帽子をかぶり、らっぱを持って、
少年はもりへ散歩に出かけました。
いくつものすてきな出会いのある散歩になりました。
はじめの出会いは、らっぱの音に目を覚ましたライオン。
昼寝から起きたライオンは
「かみをとかしたら、ついていっていいかい?」
と少年に並びいっしょに散歩をすることになりました。
2頭のこどものぞうも
少年とライオンを見つけると水浴びをやめて、ついてきました。
このあと、どんなどうぶつに出会えたでしょうか。
わたしの好きなシーンは、
少年はらっぱを吹き、ライオンは吠え、ぞうは鳴き、
まるで楽隊のように行進するシーンです。
少年とはじめて会ったみんなが、
じぶんの声を出し、じぶんの音を鳴らし、
むりをすることなく、自然と連なり歩いていく。
音楽の素敵な力
すぐにともだちになれてしまうこどもの特性を感じます。
はじめて「もりのなか」のページをめくったとき、
すべて白黒で描かれた質感のある絵に、
薄暗くものがなしく、ざわざわした気持ちになりました。
そして、どうぶつがぱっと消えてしまうシーンに対して、
「どこへ行ってしまったのだろう。」
と不安に思ったことが印象的でした。
読んだときの気持ちや絵への印象は、
じんわりとずっと心の中に残るもののようで、
読み直してもその気持ちを思い出します。
内容だけではなく読んだときの印象も含め、
えほんは気持ちを育むきっかけになるかもしれませんね。
「もりのなか」は決して特別なお話ではなく、
こどもの目にうつる世界のひとつのたとえ話のように思います。
おとなとこどもで読んだ印象が異なりそうです。
こどもといっしょに読み、感想を言い合ってみたら、
どんなおはなしができるでしょうか。
(たねおい)
作・絵: マリー・ホール・エッツ
訳: まさき るりこ
出版社: 福音館書店(http://www.fukuinkan.co.jp)
税込価格: ¥1,050(本体価格:¥1,000)
発行日: 1963年12月20日
ISBN: 9784834000160
こんにちは!事務局です。
まだ雪が残っててさむ~い!ですね。今夜も雨や雪が降るとか降らないとか。。
足下にはお気を付け下さいね!
今週もデジタルえほんやこども関連のニュースをお届けします。
●WIRED.jp 1月7日
パペットと一緒に電子工学を学ぶ、子供向けテレビ番組
●Ameba News [アメーバニュース] 1月9日
米ポラロイド、子ども向けタブレットを149.99ドルで発売
●100SHIKI 1月11日
子供向けにクリエイティブ空間を提供する『The Creative Capsule』
●ガジェット通信 1月11日
子供向けのスマホはどんなことができる?ドコモの「スマートフォン for ジュニア」の制限機能などをまとめてチェック【レポート】
●TechAcademyマガジン 1月11日
子どもがプログラミングを勉強する時代!最新トレンドまとめ
●ecomom[エコマム] 1月15日
スペシャルリポート ピアノの魅力を発見 ドイツで子ども向けワークショップ
●常陽リビング ニュース 1月15日
子供向け映像演技ワークショップ A&Aスタジオ
●WirelessWire News 1月15日
[2013年第2週]子ども取り込む施策続々、イー・アクセス買収その後、12月はドコモ復調
●iPhone,iPad-まとめ – NAVER まとめ 1月16日
パパ目線でおすすめの子ども向け(キッズ向け)アプリ、知育アプリなど
●ケータイ Watch 1月18日
D2C、子供の笑顔が撮れるiPhone向けのカメラアプリ
●YOMIURI ONLINE 1月18日
静岡市に子ども向け職業体験施設
●カレントアウェアネス・ポータル 1月18日
英マクドナルドが子ども向けセットのおまけを本の割引クーポンに変更 2014年末まで
●マイナビニュース 1月20日
サンワダイレクト、小さな子ども向けのiPad miniケース
WEBニュースではドコモの子ども用スマートフォンのニュースで持ちきりでした。
キッズ用スマフォ、愛称や略称は一体何になるのでしょうか?注目ですね。
今週も、よろしくお願いします。
(事務局)
こんにちは!こども達は雪で元気に遊んでますね。雪遊びは何かしましたか?
各所でいろいろな雪だるまが作られていて、道を歩いているだけでなんだかほっこりしました。
さてさて、今回ご紹介するのは「デジタル」な「どうぶつ」のもの、
ということで前回ご紹介させて頂いた「tap*rapへんしん」のツール版、
「tap*rapつくるへんしん」をご紹介させて頂きます!
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顔のバリエーションは、なんと1000万通り!?
自分で好きな顔を作って、思う存分tap!tap!!
へんてこ、かわいい、自由自在♪
tap*rapつくるへんしんは自分でかおのパーツを組み合わせて
オリジナルの「tap*rapへんしん」をつくることができます。
登場するパーツは毛糸やボタンなど身近な素材でできています。
かお、め、はな、くちなど、それぞれ好きなパーツを選び、
自分だけの顔を作ります。
完成したお顔には名前をつけることができ、
入力した名前を音声が読んでくれるのでひらがなの学習も可能です。
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「tap*rapへんしん」でもお馴染みのパーツを選んで、
好きな顔をつくってあそんじゃおう!というもの。
作るモードでは、かわいい顔をつくったり、かっこいい顔を作ったり、へんてこな顔を作ったり、
お気に入りの顔を作る事ができます!
これがいいかなぁ、こっちのほうが面白いかなぁと、試行錯誤の末に出来た顔には
名前を付けてあげましょう。
なんと、tap*rapシリーズのあのかわいい「声」が、名前を読んでくれます!
名前を決めるシーンでは、ひらがなをタッチすると声が出ますので、
ひらがなの学習にもぴったり。そのかわいらしさは、思わず色んなバリエーションを試してみたくなってきます。
作った顔は、「tap*rapへんしん」のように、ぴょんぴょんと遊ぶことができます!
自分の作った顔が、最初バラバラ、段々集まって作った顔に。
そして最後には、きちんと名前も読んでくれます。
ワークショップで行った際は、自分の顔を作ったり、ご家族の顔を作ったり、
グループで組んだときは合作を作ったり、
様々な遊び方をしていました。
一人でも、大勢でも楽しい「tap*rapつくるへんしん」。
雪が凄くて外に出られない!という時など、みんなで遊んでみて下さいね。
(ふじ)
名称: 『tap*rap つくるへんしん』
配信開始日: 2012年11月9日(金)
価格: 500円(税込)
販売元: 株式会社デジタルえほん, 大日本印刷株式会社
条件: iPhone 3GS、iPhone 4、iPhone 4S、iPhone 5、iPod touch(第3世代)、iPod touch (第4世代)、iPod touch (第5世代)、およびiPad に対応。 iOS 4.3 以降が必要
販売サイト:App StoreTM(アップストア)
こんにちは
事務所のある東京でも雪が降りました。
お読みいただいているみなさまの場所にもう雪は降っているでしょうか。
さて、「どうぶつ」をテーマにご紹介させていただいている今月。
2册目のきょうは、マージョリー・フラックの「アンガスとねこ」を
ご紹介させていただきます。
スコッチ・テリアのアンガスは、日ごと大人になるにつれて
いろいろなことを覚えています。
たとえば、かえるがとべること。
たとえば、ふうせんがわれてしまうこと。
覚えたことはいくつもあるけれど、
アンガスはまだまだ知りたいことがありました。
そのひとつが、ねこです。
アンガスのごはんをちょっとたべるねこ。
ときどき耳をひっかくねこ。
アンガスは厄介なやつともしかしたら思っていたかもしれませんが、
同時に、とてもねこのことを気にしているのでした・・・
登場人物はアンガスとねこのみ。
とてもシンプルな内容ですが、
読後、じんわりとやさしい気持ちが残りました。
「アンガスとねこ」は、インターネットで出会い、購入したえほんです。
これまで、紙のえほんとの出会い方は、
書店または図書館で手に取って選び
読むということがほとんどでした。
読んだことないえほんをインターネットで
購入したことがなかったのですが、
異なるえほんを探していたときに、
おすすめのひとつとして表紙が表れ
書店でふっと手を取るように内容も確認せず、
購入してたのが、このえほんです。
いわゆるジャケ買いです。
そのジャケ買いは、期待を裏切ることなく、むしろ上回り、
この出会い方がくせになるきっかけの一冊となりました。
4才くらいの子からお読みいただける「アンガスとねこ」。
おとなになっても、ながく付き合いたいそんな一冊です。
(たねおい)
作・絵: マージョリー・フラック
訳: 瀬田 貞二
出版社: 福音館書店 (http://www.fukuinkan.co.jp)
税込価格: ¥1,155(本体価格:¥1,100)
発行日: 1974年10月01日
ISBN: 9784834003406