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【えほん社の本棚 デジタルえほん No.18】「レインボウブックス かたち」

こんにちは。
小学生のこどもたちは、
あたらしいクラス、先生の移動など
いきなりいろいろなことが明らかになっている時期ですね。

このような移動の方法は、関東だけなのでしょうか。

とある小学校のせんせいから、
クラスも変わり、
担任の先生も、音楽の先生も、校長先生も移動して、
じぶんの知っていたひとが見当たらなくなってしまった2年生の子。
「すべてが変わってしまったー」とパニックになり、
図工の先生に会った瞬間、駆け寄ってきて、
「先生はいてよかった。」と伝えてくれたそうです。 
 

余談がながくなりました。
今月は、「かたち」をテーマに選ばせていただき、
デジタルえほんをご紹介しております。

きょう、紹介するデジタルえほんは
「レインボウブックス かたち」です。 
 

かたちの中でも
自然のなかにあるかたちに
スポットをあてているデジタルえほんです。

シルエットから、
自然になるものをかたちとして感じることができます。
さらに、数字という視点で眺めてみると
かたちの中に数字が隠れています。
かたちをつかい、数字を学ぶことができます。 
 
 

まる、さんかく、しかくなど以外にも
かたちはあふれています。

あふれているものを
どの視点でのぞいてみるかで
すっかりモノへの印象が変わりますね。

なまえのないかたちを探しながら
おさんぽしてみるのもたのしそうですね。
(たねおい) 

 

『レインボウブックス かたち』
販売元:MIKI SHOKO CO.,LTD
価格: 500円
条件: iPad 互換 iOS 4.0 以降が必要
URL:
https://itunes.apple.com/jp/app/id457838164?mt=8&ls=1
公式HP: http://www.mikihouse.co.jp/jp/

2013年4月10日
【えほん社の本棚 紙のえほん No.19】「ぼくは まる」

こんにちは。
週末・今週の月ようび、幼稚園の入園式、小学校の入学式だったところが
多かったようですね。

1年生のころのことは、小学生時代の中で最も鮮明に覚えています。
すてきなじかんになりますように。

さて、今月は、「かたち」というテーマで
えほんを選ばせていただきご紹介しております。

かたちは、並び方や配置場所によって
意味を持つことや想像させることもありますね。

今月、2冊目にご紹介させていただくえほんは、
かたちの持つ記号的な意味、
かたちのイメージに対して、かたちの気持ちを想像して描かれたえほん
です。

南本樹さんの「ぼくは まる」です。

かたちの中で用いられやすいのは、
まる・さんかく・しかくでしょうか。

その中のまるに焦点をあて、
いくつかの視点でことばをつづっています。

「どんな記号的意味があるかな」
「どんなものと似ているかな」
「どんな気持ちだろう」

見立てのえほんは、いくつかあります。
「ぼくは まる」は、“気持ち”にもふみこんでいるところが特徴的です。

わたしもよくかんがえました。
「まるって、いやになったりしないかな。」
「さんかくも、まるになりたくならないのかな。」

前回は絵のオノマトペ。
きょうは、かたちの声を聞くえほん
かたちの持つさまざまな側面について、改めてかんがえると興味深いですね。
(たねおい)

作・絵: 南本 樹
出版社: 至光社(http://www.ehon-artbook.com
税込価格: ¥1,260(本体価格:¥1,200)
ISBN: 9784783402978


2013年4月9日
デジタルえほん関連ニュース 4月8日

こんにちは!
東京は土日の嵐が嘘のような穏やかな月曜日を迎えております。お住まいのところは大丈夫でしょうか。
それでは、デジタルえほん・こども関連のニュースを紹介させていただきます。

・朝日新聞デジタル 4月2日
小中の全教室に電子黒板・デジタル教科書 秋田・八峰

・Value Press! 4月3日
株式会社JUZU、子ども向けスマートフォンアプリ情報サイト「チビプリ」をサービス開始 

・ケータイ Watch 4月3日
キッズスター、AndroidやiOS向けに定額絵本アプリ配信

・リセマム 4月4日
小学校外国語活動、デジタル教材の使用率は半数以下…東京都教委調べ

・リセマム 4月4日
パイオニア、電子黒板への画像転送を中心とした学習支援システムを発売

・IT Pro 4月4日
DNPがデジタルペン利用学習支援システムOpenNOTE強化、500校への新規導入目指す

今週もよろしくお願い致します。

(事務局)

2013年4月8日
【えほん社の本棚 デジタルえほん No.17】「MY PEAR」

こんにちは。
桜の波は、いまどのあたりにいるのでしょうか。
東京は、新緑の春へ向かい始めております。

カタチをテーマにしている4月。
きょう、ご紹介するデジタルえほんは、「MY PEAR」です。

言語がわからなくても
楽しむことができるフランス発のデジタルえほん。

PEARは、洋梨。
洋梨のカタチをきほんに、
耳が生えていたり、足が生えている鮮やかな色1色で描かれているイラストと
ねこ、てんとうむし、うさぎなどの顔が黒1色で描かれているイラストを
組み合わせて、どうぶつや虫などを完成させることができます。

このデジタルえほんのよいところは、
正解、不正解というかんがえがないところ。

異なる組み合わせも、へんてこで面白いのです。
こどもにただ正解をおしえるだけではないというのは、
こどもの発想を広げてとてもよいと思うのです。

つくったものを記録すること、
洋梨を見立てて、じぶんでイラストを描くこともできます。

イラストの組み合わせ方も、デジタルえほんならではです。

「このカタチ、何に見えるだろう?」
「なにかに似ている!」

似ているに気がつくきっかけ、みたてのデジタルえほんです。
(たねおい)

『MY PEAR』
販売元:e-Toiles &editions
価格: $4.99
条件: iPad 互換 iOS 4 以降が必要
URL:
https://itunes.apple.com/us/app/my-pear/id565940958?mt=8
公式HP: http://www.etoiles-editions.com/

2013年4月4日
【えほん社の本棚 紙のえほん No.18】「まるさんかくぞう」

こんにちは。
こちらは、春のあらしが吹き荒れております。
みなさまの住むところは、いかがでしょうか。

幼稚園、小学校、新年度がそろそろはじまりますね。
知育えほんでとても多いテーマのひとつに「かたち」があります。
まだ言葉を学んでいないこどもにも、
分かる、学ぶことができる「かたち」。

今月は、「かたち」というテーマで
えほんを選ばせていただきご紹介させていただきます。

1冊目は、及川 賢治さん・竹内 繭子さん「まるさんかくぞう」です。

まる、さんかく、しかく
まる、まる、しかく
まる、さんかく、ぞう
まる、ふね、ふね

いろんなかたちが、縦に3つ並んでいます。
そこにはリズムがあるようです。

意味がないけれど
並んでいて気持ちがいい。

これはまるで絵のオノマトペのようです。

わたしたちの身近なものも、
かたちが並んで、リズムを感じるものがいくつもありそうです。

このえほんを読んで、
かたちのリズムを探してみるのはいかがでしょう。
(たねおい)

作: 及川 賢治 竹内 繭子
絵: 及川 賢治 竹内 繭子
出版社: 文溪堂 (http://www.bunkei.co.jp
税込価格: ¥903(本体価格:¥860)
発行日: 2008年06月
ISBN: 9784894235878

 

2013年4月2日