BLOG

【えほん社の本棚 デジタルえほん No.12】「Doodle 2013/02/14」

こんにちは
きょうのgoogleのトップページ、ご覧になりましたか。
バレンタインデーを表現したちいさまおはなしをたのしむことができます。

お子さんがお母さん、お父さんといっしょに楽しむことができると思い、
ご紹介させていただきます。

異なるどうぶつのカップル10組
それぞれのカップルのひとこまをのぞくことができます。
たとえば・・・

かえると鳥のカップル。
とってもいい雰囲気ですね。
どんなおはなしをしているのでしょうか。

 
 
 

スカンクとカメレオンのカップル。
ラブソングを熱唱しているのでしょうかね。
カメレオンさんが消えていってしまいます。
さて、どんな気持ちなのでしょうか。

  

・・・・・ 

きょうのように、
googleの検索画像のロゴが、
その日をお祝いするデザインになることがあります。
「Doodle」と呼ばれているそうです。

「doodle(ドゥードゥル)」には「いたずら書き」という意味があり、
「Google」のつづりとも韻を踏んでいる感じで、
グーグルという企業の「遊び心」が伝わってくるネーミングになっています。

  

・・・・・ 

きょうの「Doodle」、
それぞれのカップルのひとこまから
会話を想像することができますね。

 
 

「どんなおなまえなのだろう?」
「どんな風に出会ったのかな。」
「カメレオンはどんな気持ちだろう。」

 

このような会話が生まれふくらみ
また想像力を育むことができる
デジタルえほんの読み聞かせが、
きょうの「Doodle」で行なえるように思います。

PCをひらいて、ぜひ、いっしょにご覧ください。
(たねおい)

google
http://www.google.co.jp

2013年2月14日
【えほん社の本棚 紙のえほん No.12】「14ひきのさむいふゆ」

こんにちは。
先日、89才の現役郵便局員の特集をテレビで拝見しました。
雪の中、まいにち、5km往復してお手紙を配達しているそうなのです。
雪の坂道をのぼって、さて、下り道。
なんと、そりでしゅーっとくだっていきました。
歩くよりも転ぶ心配がないと、その女性はおっしゃっていました。
そりでさっそうとすべる女性が印象的で、ついお話ししてしまいました。

さて、今月のテーマは、「冬・雪」
きょうは、そりすべりをしている家族が表紙のえほんをご紹介します。
いわむらかずおさんの「14ひきのさむいふゆ」です。

14ひきのねずみの家族の生活や日常を切り取ってのぞいているようなシリーズえほん、
「14ひきシリーズ」

「14ひきのさむいふゆ」は、
風がなり、雪が舞う、さむいさむい冬の日々を過ごす
14ひきの家族の生活
が描かれています。

ストーブがもえているあったかいお家の中では、
おばあちゃんはおまんじゅう作りを。

雪のつもったそとでは、
まぶしい太陽の下、家族みんなでそりすべりを。
 

ころんでいたり、ぶつかっていたり、
いきおいよくすべっていたり、
描写も細やかでまるで、えほんの中にいるような気持ちになります。
 

同じ場面でも、14ひきそれぞれが、あらゆる表情を見せてくれています。
それぞれのキャラクターがどんなことをしているか、
お話しながらよみすすめてみると、ぐっとこのえほんを楽しめると思います。

たとえば、
「よっちゃんは、どんなぼうしをかぶっているか」
「とっくんは、トラックになにをのせていたかな」

など
いっしょに読みながら親子での会話も膨らむえほんだと思います。

「いつかあそびにいってみたいな」と思う14ひきの家族の生活、
冬編です。
この時期に、ぜひ。
(たねおい)

作・絵: いわむら かずお
出版社: 童心社 (http://www.doshinsha.co.jp
税込価格: ¥1,260(本体価格:¥1,200)
発行日: 1985年11月
ISBN: 9784494006274


2013年2月12日
【えほん社の本棚 デジタルえほん No.11】「白雪姫」

こんにちは。
春の陽気にさそわれてやって来た小鳥たちが、
小雪にとまどっているような風景をいたるところでみかけました。
あの小鳥たちは、いまごろどうしているのかと気にかかるこのごろです。

「冬・雪」をテーマに、ご紹介させていただく2月。
きょうは、「雪」ということばのつくお話をご紹介させていただきます。

「Grimm’s Snow White ~ 3D Interactive Pop-up Book」
というデジタルえほんです。

「雪」ということばのつくお話、「白雪姫」です。

はじまりは、英語が並ぶページ、
すらすらと物語が展開されていきます。
じぶんでよむこともできますし、
読み聞かせをするモードにもできます。

ページをめくると、
ことばはなく
雪だるま白雪姫のお家とびだしてきます

3Dのポップアップえほんなのです。

海外のデジタルえほんではありますが、
その言語がわからなくても、
ストーリーがわからなくても、
見ることさわることでたのしむことができる
白雪姫が「Grimm’s Snow White ~ 3D Interactive Pop-up Book」です。

ちいさなころ、お買い物についていくと
お菓子をねだったこと、みなさんもありますか。

「1つだけお菓子を買っていい」と言ってもらえると
ひとりでお菓子コーナーに走っていったものです。
たまたまお家の近くのスーパーは、海外のお菓子を多く取り扱っていました。
そのためか、色鮮やかな海外のお菓子を選ぶことが多かったなと思います。
チェリー味の飴、
かたいグミ、
いまでも、わたしの好きなお菓子です。
ちいさなころの出会いは、「わたし」というものを形成するキーになると身をもって感じます。

「Grimm’s Snow White ~ 3D Interactive Pop-up Book」は、
イラストのタッチや配色は、
日本のものとは異なるという印象です。

はじめから海外のえほんをよむことはむずかしいかもしれませんが、
みるさわるという興味から入る
デジタルえほんは視野や考えが広がるよいきっかけになるのでは、
と思います。
(たねおい)

『Grimm’s Snow White ~ 3D Interactive Pop-up Book』
更新日: 2012年12月13日(木)
販売元: StoryToys Entertainment Limited
© StoryToys
価格: 450円
条件:iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 4.3 以降が必要 iPhone 5 用に最適化済み
URL:
https://itunes.apple.com/jp/app/grimms-snow-white-3d-interactive/id577460310?mt=8
公式HP:http://storytoys.com

2013年2月6日
【えほん社の本棚 紙のえほん No.11】「チョコレートパン」

こんにちは。
こちらはカーディガンで過ごせるような日があったかと思えば、
雪の予報もあるようなこのごろです。
よせてはかえして、春に近づいていくことを感じます。

2月のテーマは、「冬・雪」です。
冬の行事にまつわるえほん、
冬によみたくなるえほんをご紹介しようと思います。

冬になると、チョコレートがお菓子コーナーにたくさん並びますね。
そして、バレンタインデーも。

2月、1冊目のえほんは、そんなチョコレートのパンを題材としているえほんをご紹介します。
長新太さん「チョコレートパン」です。

どこかの山の中に、チョコレート池がありました。
そこへ、パンがやってきて、池につかることにしました。
池からあがると、そこには出来立てのチョコレートパン。
つぎに、ぞうがやって来ます。
まさかと思うと、ぞうもチョコレート池へ。
リスやネズミやうさぎまでチョコレート池へつかるのです。
さあさあ、どんなことになるのでしょう。

わたしが、このえほんに出会ったのは、おとなになってから。
チョコレート池!?
パンが歩いてくる!?
どうぶつがはいるの!

文章の長さはみじかいけれど、
ページをめくるごとに、「びっくり」と心がうごきました。

2才くらいのちいさなお子さんにファンが多いという「チョコレートパン」。
ナンセンスと言われる長さんの世界観は、
こどもにはどのように響くものなのか、とっても興味深いところです。
わたしが、2才のときに
「チョコレートパン」に出会っていたら
どんな気持ちになるのだろうと思います。

チョコレートパンをたべるときに、
「チョコレート池に歩いていってきたのかな」と思っていたかもしれません。

こどものお話に耳をすますと、
えほんのせかいもびっくりするようなことたくさんありますよね。
エピソードひとつ、ひとつ、大切に聞いていきたいですね。
(たねおい)

作・絵: 長 新太
出版社: 福音館書店 (http://www.fukuinkan.co.jp
税込価格: ¥840(本体価格:¥800)
発行日: 2010年03月
ISBN: 9784834025491


2013年2月5日
デジタルえほん関連ニュース 2月4日

こんにちは!事務局です。
昨日は節分でしたね。豆はまきましたか?
外を歩いていたら、「おにはーそと!」というこども達の声が聞こえてきてほっこりしました。
今週もデジタルえほんやこども関連のニュースをお届けします。
 
 
■みんなのケータイ 1月24日
ラスベガスで購入した子ども用タブレットの面白さ

■ギズモード・ジャパン 1月27日
エコと知育のコラボレーション玩具「Toobalink」

■ZDNet Japan 1月28日
貼り放題!画面いっぱいのシールが楽しい♪子供向けアプリ「シールキャッチ!」AppStoreにて無料配信開始

■インターネットコム 1月29日
シャープ「GALAPAGOS STORE」が子ども向けに児童書・コミックを配信、対象はドコモの「ジュニスマ」

■PRESENT POST 1月31日
「こども向けに」変換するAR法 “東京新聞”

■たのしいiPhone!AppBank 2月1日
[iPad, iPhone] みんなでつなげっと: 「○○探し」が楽しめる子ども向け知育絵本。無料。

■CNET Japan 2月1日
子ども向けアプリ『FamilyApps(ファミリーアップス)』おしごと体験ゲーム、タカラトミーの『おもちゃこうじょう』iOS版2月号配信開始

■タカラトミー おもちゃBlog 2月1日
大人にも楽しい知育玩具「ぐるぐるギアーズ」
 
 
キッズ用スマフォの略称は「ジュニスマ」になりそうですね!
春が近づき、子ども向けの商品やニュースが多くなる季節。今後が気になりますね。

今週もよろしくお願いします。

(事務局)

2013年2月4日