えほん社の本棚・デジタルえほんの水曜日がやって来ました。12月のテーマは「クリスマス」です。ひきつづき、クリスマスのころにお子さんと一緒に楽しんでいただける内容のものをご紹介させていただきます。
きょうご紹介させていただくデジタルえほんは、「サンタさんからの手紙」です。幼稚園の年長さんだったか、小学校1年生にもうなっていたのか、サンタさんと手紙の交換をしたことがあります。「サンタさんにお手紙書いてみたら。」と、あるとき、お母さんから言われて、「届くのかな?」とわくわくしてお手紙を書いてみたのでした。クリスマスの日の朝、「よい子にしていたね。これからもよい子でいるんだよ。そしたらきっと来年も来るからね。」という内容のお手紙とプレゼントが届いていました。わたしがどんなことを書いたのかすっかり忘れてしまいましたが、サンタさんからお返事がきてドキドキしたことは今もしっかり覚えています。
「サンタさんからの手紙」は、まさにサンタさんとお手紙交換ができるえほんアプリケーションです。お手紙を書いたその日からクリスマスまで、サンタさんとお手紙交換ができます。お子さんには内緒ですが、サンタさんからの手紙文はお母さん・お父さんがサンタさんのふりをして書くことができます。サンタさんからのお手紙が毎日届くのですから、こどもは目が覚める度にわくわくするでしょうね。お子さんとのお手紙交換も、素敵な思い出になるのではないでしょうか。
(たねおい)
『サンタさんからの手紙』
更新日: 2012年11月26日(月)
販売元: blueart Co., Ltd.
価格: 170円
条件: iPad23G iPad2Wifi iPodTouchourthGen iPhone-3GS iPad3G iPhone4 iPodTouchThirdGen iPadWifi
itunes
URL:
https://itunes.apple.com/jp/app/santasankarano-shou-zhi/id578386297?mt=8
公式HP: http://www.blueart21.com
こんにちは。今月は「クリスマス」をテーマに紙のえほん・デジタルえほんをご紹介させていただいております。お父さん・お母さんが、クリスマスまでのこの日々、こどもと読みたいえほんを選ぶひとつのきっかけにしていただけたらと思い、選ばせていただきました。
今月2冊目の紙のえほんは、「まりーちゃんのくりすます」です。赤いスカーフの女の子の横顔の表紙は、シンプルでかわいらしく書店でふっと手に取ったことを覚えています。今年のクリスマスは、お部屋にそっと飾ろうと思っています。
赤いスカーフがよく似合うまりーちゃんは、しろいひつじのぱたぽんにクリスマスはどんなの日なのかお話します。おりこうにしていると、クリスマスの夜、暖炉のそばの靴の中にサンタクロースがプレゼントを置いていってくれることも。まりーちゃんは、どんなプレゼントをもってきてもらえるかわくわくしてお話を続けますが、ぱたぽんは靴を脱ぐことができないから置いていってもらえないでしょうと残念そうに繰り返します。まりーちゃんは「おりこうにしていたらきっと来る。」と励まし、ぱたぽんのために木の靴を作ってもらいにいくのです。
12/25が近づいてくると、こどものころ、サンタクロースからどんなものをもらえたらうれしいだろうと、わたしもまりーちゃんのように考えました。欲しいものはたくさんあったような気がしていたのに、いざ考えるとすっかり浮かばないのです。クリスマスも、お誕生日も、聞いてもらえるときに欲しいものが浮かばないのは、こどものころから今もずっと変わっていません。欲しいものが手に入る喜びよりも、思っても見なかったものに出会えたことにわくわくした気持ちをよく覚えています。
さて、クリスマスの夜、まりーちゃんとぱたぽんにはサンタクロースはプレゼントを置いていったのでしょうか。そして、どんなプレゼントを置いていったのでしょう。お子さんと一緒にクリスマスを待ちながら読むのに素敵な一冊です。
(たねおい)
作・絵: フランソワーズ
訳: 与田 凖一
出版社: 岩波書店(http://www.iwanami.co.jp)
税込価格: ¥672
(本体価格:¥640)
発行日: 1975年11月26日
ISBN: 9784001151152
今週もデジタルえほんなニュースをお送りします。
●NAVER まとめ 11月16日
園児の親なら抑えておきたい 子供向けの流行&定番の歌
●ITmedia eBook USER 11月20日
学校から家庭へ――ジャスト、専用タブレットを用いた小学生向け通信教育を開講
●湘南経済新聞 11月21日
藤沢のIT企業が安否確認スマホ向けアプリを開発-アラーム機能活用
●産経関西(産経新聞大阪本社情報サイト) 11月22日
学べるアプリ「タッチ!うごく ちずこっき」配信 エクシング
●Monstera Cafe / 働くママのお仕事と暮らし 11月21日
小さな子ども向けの鉛筆削り器
●ニューヨークの遊び方 11月22日
ニューヨークの子ども向けヨガ教室 Yogi Beans
●神奈川新聞社 11月22日
楽しみながら防災対策、知識や技術学ぶ消火など子ども向けイベント開催へ
●西日本新聞 11月25日
子ども向けに作られている「もの知りタイムズ」
●マイナビニュース 11月27日
ナチュラル&キュートな北欧子ども向け雑貨「ブラフレ」が日本デビュー
BLAFREはとてもかわいいですね。お店に行ってみたい!!
昨日は西の方では雪が降ったようです。今年はとても寒い冬ですが、風邪に気をつけて元気に頑張っていきましょう!
今週もよろしくお願いします。
(事務局)
こんにちは!事務局です。
12月がやって来ましたね。 デジタルえほんアワードの季節です。昨年の今ごろ のことをふっと思い出します。みなさまの作品や企画が届く度に、どんな内容のものに出会えるのだろうとわくわくしていたことを思い出します。そして、今年もわくわくしております。
(WEBサイト → http://www.digitalehonaward.net)
このえほん社ニュースの中で、少しずつ昨年の受賞作品をご紹介していこうと思っております。作品も、企画も、本当に素敵なものでした。なにかご検討されている方のヒントにもなったらと考えております。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
きょうは、作品部門の審査員賞作品をご紹介いたします。
ラジオえほん「とんでけおふとん」
作品概要
夜ねむるのがこわい女の子。ところがある日、ふしぎな呪文を教わって・・・。おふとんでねむるのがまちどおしくなる、そんなお話です。この「とんでけ おふとん」は「ラヂオえほん」の最新作。震災があった昨年、夜ねむるのが怖くなってしまった日本の子供たちに、毎晩ねむることがちょっとでも楽しみになってもらえたら、という想いでつくられました。テレビを見ているような画面、コミカルな動きとラジオのような優しい朗読、自分でアレンジしながら楽しく作れるダンスなど、お楽しみポイントがたくさん詰まった作品です。
審査員コメント
「デジタルえほん」というイメージからインタラクティブ性を志向する作品が多い中、本来の絵本としての力強さと存在感を感じさせる、秀逸な作品だと思います。言葉の丁寧さ、韻の踏み方、そしてアニメーション、どれもがさりげなく高いレベルにあります。もし自分にその年頃の子供がいたら、枕元で見せてあげたい作品のNo.1がこの作品でした。更なる進化に期待します!(クリエイター/プロデューサー:水口哲也様)
● 閲覧環境:iPad,iPad2(iOS5.0以降推奨)
●作品詳細URL:http://ehon.jfn.co.jp/books/book5.html
ユニークかつ穏やかな音楽と手島葵さんのふわっとやさしい声の朗読をひとこえ聞くと、すっとひきこまれていました。〈お鼻のお花〉や〈ふしぎなせいぶつ〉など、こどものせかいが描かれていると感じました。こどもはもちろん、おとなも夢中になってしまうデジタルえほんだと思います。
・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
また、このような素敵な作品に出会えること楽しみにしております。
第2回デジタルえほんアワードの応募締め切りが延長しましたので、最終締め切りは、2013年1月7日です!!!約1ヶ月ありますね。まだまだわくわくしてお待ちしておりますので、ぜひ、ご応募ください。
◆◇———開催概要————————————————————————◇◆
■ 名称 : 第2回デジタルえほんアワード
■ 募集部門 : 企画部門、作品部門、ブックウォーカー特別部門
■ 募集期間 : 2012年10月1日(月)〜2012年12月15日(土)
■ 賞 典 : 第2回デジタルえほんアワード大賞(賞金30万円)
企画賞(賞金10万円)
作品賞(賞金10万円)
ブックウォーカー特別賞(商品サポートおよび販売)
各部門審査員特別賞 など
■ 審査基準
審査は以下の3つの要素に基づき行います。
・たのしい!
(こどもたちを魅了し、夢中にさせる楽しさ)
・みたことがない!
(これまで出会ったことのない新しい表現)
・世界がひろがる!
(こどもたちの想像力・創造力を育み、世界を広げてくれるしかけ)
■ 審査員
※敬称略・五十音順
・いしかわ こうじ / 絵本作家
・角川 歴彦 / 株式会社角川グループホールディングス取締役会長
・香山 リカ / 精神科医・立教大学教授
・きむら ゆういち / 絵本作家
・小林 登 / 東京大学名誉教授・国立小児病院名誉院長
・杉山 知之 / デジタルハリウッド大学学長
・水口 哲也 / クリエイター・プロデューサー
・茂木 健一郎 / 脳科学者、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニア
リサーチャー、慶應義塾大学研究特別教授
[主催]株式会社デジタルえほん、NPO法人CANVAS
[協賛]財団法人角川文化振興財団、大日本印刷株式会社
株式会社ブックウォーカー
[協力]愛知県立大学情報科学共同研究所/株式会社角川書店
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科
京都造形芸術大学こども芸術学科
札幌メディアアーツラボ/女子美術大学
中京大学/デジタルハリウッド大学
東京コンテンツプロデューサーズラボ
東京大学大学院 情報学環・福武ホール/東北芸術工科大学
株式会社バンタン/武蔵野美術大学
早稲田大学国際情報通信研究センター
■ WEBサイト
http://www.digitalehonaward.net
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お待ちしております。
(たねおい)
さて、きょうは、デジタルえほんの水ようびです。紙のえほん・デジタルえほん毎月同じテーマでご紹介させていただいております。12月のテーマは「クリスマス」。クリスマスをテーマにしたえほん、贈りたいえほん、クリスマスのころにお子さんと一緒に読みたいえほんなどをご紹介させていただこうと思っております。
きょう、ご紹介させていただくデジタルえほんは、「クリスマス折り紙2012」です。ページをひらくと、〈クリスマスツリー〉、〈サンタクロース〉、〈トナカイ〉、〈雪だるま〉など、折り紙で作られたかわいいせかいが広がっています。たとえば〈雪だるま〉を作ってみたいとき、〈雪だるま〉をタップするとサンタクロースがるんるんと右の方へ飛び跳ねて、折り方のページまで案内をしてくれます。分かりやすい図と言葉で、丁寧に折り方が説明されています。
家族やともだちと一緒に過ごし、なにかを作るということがたくさんあるところにクリスマスの良さをわたしは感じます。部屋の飾りを作ったり、飾り付けをしたり、ケーキを作ったり、お母さんやお父さん、ともだちと一緒にクリスマスを作っていくその時間のことをとてもよく覚えています。ツリーに飾ったちいさな雪だるまの人形のこと、とくべつ豪華なごはんをお手伝いして作ったこと。なにをもらったかということよりも、ずっとずっと鮮明に覚えている大切な時間です。
「クリスマス折り紙」には、クリスマスのモチーフがたくさんつまっています。クリスマスがやって来るまでの日を、お子さんと一緒に楽しみに過ごすきっかけをつくってくれるデジタルえほんだと思います。
(たねおい)
『クリスマス折り紙 2012 HD Free』
更新日: 2012年11月13日(火)
販売元: CenterWave Inc.
価格: 無料
条件: iPhone&iPad&iPodTouch 全機種対応
itunes URL:https://itunes.apple.com/jp/app/kurisumasu-zheri-zhi-2012/id576681525?mt=8
公式HP: http://miraiproject.info
『クリスマス折り紙 2012』
更新日: 2012年11月20日(火)
販売元: CenterWave Inc.
価格: 通常250円→クリスマス期間85円キャンペーン中です!
条件: iPhone&iPad&iPodTouch 全機種対応
itunes URL:https://itunes.apple.com/jp/app/kurisumasu-zheri-zhi-2012/id478753044?mt=8
公式HP: http://miraiproject.info