12月が始まりましたね。寒さも厳しくなり、ぐっと冬の気配が色濃くなってきたように感じます。
えほん社の本棚は、月が変わりましたので、テーマも変わります。今月のテーマは、「クリスマス」です。お父さん・お母さんが、クリスマスまでのこの日々、こどもと読みたいえほんを選ぶひとつのきっかけにしていただけたらと思い、すてきな紙のえほんを4冊選ばせていただきました。
1冊目は、五味太郎さんの「まどからおくりもの」。12月のはじめの日、こどもに読み聞かせをする機会がありました。そのとき選んだのが、「まどからおくりもの」でした。みんなの反応は・・・「知ってるー!」「家にあるー!」「読んだことあるー!」でした。
愛らしいお茶目なサンタさんは、まどをのぞいて、だれのお家か想像をします。そして、それならばぴったりなこれをあげようとまどから贈り物をそっと置いてきます。それはそれは、素敵なお話なのですが、あれあれ、サンタさんはおっちょこちょいなようで、はやとちりをしてしまうのです。どんなしかけで、本当はどんなどうぶつのお家なのか、めくるたびににこにこくすくすしてしまいます。
読み聞かせをしたとき、サンタさんのセリフに対して子どもからは、「ちがうよー」「間違っているんだよ。」「次は、○○だよー」とたくさんの声が飛びました。覚えているくらい何度も何度もお母さんやお父さんと読んだのでしょうかね。
このお話のおしまいがわたしはとっても大好きです。また、読もうという気持ちになります。みんなにこにこしてたのしい読み聞かせの時間でした。
おとぼけサンタさんと、たのしいしかけ、あったかくなる素敵なえほんの「まどからおくりもの」です。
(たねおい)
「まどから おくりもの」
作・絵: 五味 太郎
出版社: 偕成社 (http://www.kaiseisha.co.jp)
税込価格: ¥1,050(本体価格:¥1,000)
発行日: 1983年11月
ISBN: 9784033380308
今週もデジタルえほん関連のニュースをお届けします。
●みんなの経済新聞ネットワーク 11月13日
谷中銀座にヘアアクセ専門店「MiniMiji」-リボンモチーフや子ども向け商品など
●Kids Play 11月13日
イオンモール船橋:子供向け施設も新型です
●知育玩具オンライン 11月13日
知育玩具の進化 クリスマスプレゼントにも?
●エンジニアtype 11月15日
「開発は最後までしない」子ども用アプリ『Kinderpan』に見る、UIファーストなアプリ開発
●はてなブックマークニュース 11月16日
大きくなっても背負いたい? 大人も使える手作り革製ランドセル、3タイプが発売
●CNET Japan 11月16日
ママたちがこどものために作った大人気アプリシリーズ第二弾!世界地図や国旗を楽しく学べる『タッチ!うごく ちずこっき』登場!
●RBB TODAY 11月19日
Z会が9,500円のタブレットを「デジタルZ」推進端末に
●ねとらぼ 11月25日
47都道府県の位置を把握しよう! お子さまの学習にも! 「あそんでまなべる日本地図パズル」【Androidアプリ】
12月になりました。寒さもひときわ厳しくなり、本格的な冬の到来です。
クリスマスプレゼント選びも迷いますね~。こども向けのデジタルえほんもたくさんありますので、お気に入りのデジタルえほんを探してプレゼントするのも喜ばれそうです。
今週もどうぞよろしくお願いします。
(事務局)
こんにちは!事務局です。
3連休明けで長く感じる一週間も今日で最後。週が明ければ12月です!
さてさて、去る3連休の最終日、
11月25日(日)に@BAUHAUSにて第3回デジタルえほんワークショップを行いました!
本日はそのレポートです。
@BAUHAUS
今回の内容は「えまきもん読み聞かせ」「tap*rapへんしんよみきかせ」「tap*rapつくるへんしんWS」「みんなでえほん読み聞かせ」でお送り致しました。
とても寒い日でしたが、みんな元気いっぱいに参加していました。
「tap*rapつくるへんしん」では、3人の合作も登場。紙で顔を作るワークショップも、思い思いの顔を真剣に作っていました。
いつもお母さんによんでもらっている「読み聞かせ」のコーナーを、今回はこども達に自分の好きな絵本を読んでもらいました。
みんなすらすらと読んでいてびっくり!上手によみきかせができましたね。
ご参加下さったみなさま、ありがとうございました!
(事務局)
★過去のレポートはこちら★
さてさてえほん社の本棚、毎週水曜日はデジタルなえほん、そして今月のお題は「しりとり」という事で、
本日ご紹介するのはtap*rapしりとりのツール版、「tap*rapフォトしりとり」でございます。
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大人気デジタルえほん「tap*rapしりとり」のツール版、
「tap*rapフォトしりとり」が登場したよ!
みんなの身近にいる家族やお友達、動物、お花、食べ物などなど、
絵を描いて・写真を撮って・録音して。
タップすると、自分の絵がバクハツして、バラバラの粒になる。
さらにタップすると、粒が集まり、絵になる。
音が集まり、言葉になる。
自分だけのフォトしりとりえほんがつくれます。
こんなしりとり、見たことない!
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「tap*rapしりとり」を自分で作ってみよう!というのがこのアプリ。自分で書いた絵を撮影し、例えばネコを描いたら「ネコ!」と録音。…と、これでもう完成なのです。あとは同じやり方でしりとりを繋げていけば、「あそぶ」モードで「tap*rapしりとり」同様に遊べます!
…同様に?そう、描いた絵が砂鉄爆発!し、タップする度に集まってくるのです。
そしてできあがった絵は、先ほど録音した声が喋ってくれるのです!
絵を描かずとも、写真を撮ってもいいですし、iPad/iPhone内に保存してある画像を使ってもOK。遊び方が広がりますね。
使い方はとても簡単なので、小さい子もお父さんやお母さん、おじいちゃんおばちゃんと一緒に使ってみてくださいね。
「tap*rapフォトしりとり」を使った子ども向けワークショップでは、みんなでしりとりを考えて絵を描いて撮影して…最後にみんなで遊んで大盛り上がり!でした。
他にも、例えば大人が先に作っておいて、「「た」のつくこの絵はなにかな~?」となぞなぞのように読み聞かせをしてあげてもいいかもしれませんね。
なかなか奥のふか~い絵しりとり。小さい頃に父親に描いてもらった「ひつじ」の絵が、それはもう本当に似てなくて、家族で大爆笑した思い出がよみがえります。
家族のコミュニケーションや読み聞かせにぴったりの「tap*rapPhotoしりとり」。ぜひ遊んでみてくださいね。
(ふじ)
『tap*rap フォトしりとり』
配信開始日: 2012年3月30日(金)
販売元:株式会社デジタルえほん, 大日本印刷株式会社
価格: 500円(税込)
販売元: 株式会社デジタルえほん, 大日本印刷株式会社
条件:iPhone、iPod touch および iPad 互換iOS 5.0 以降が必要
itunes URL:https://itunes.apple.com/jp/app/tap*rap-fotoshiritori/id512558476?mt=8
公式HP: http://digitalehon.net/taprap/photoshiritori
デジタルえほんと一緒に活動を行う、NPO法人CANVASは本日2012年11月27日、設立10周年を迎えました。
★☆★ CANVAS10周年記念ページ大公開!! ★☆★
http://www.canvas.ws/canvas10th.html
先日、子どもたちが未来のくるまを考えるワークショップを行いました。
天井がシアターになっている車。
脇道をつくりながら進み、交通渋滞をおこさない車。
海にも空にも宇宙にもどこにでも自由に行ける車。
ふわふわでぶつかっても安全な車。
太陽光だけで走る車。家のない人を助ける車。
いつの時代も、「夢」が未来をつくってきました。
車も飛行機もロケットも携帯電話も。
空をとびたい。月にたちたい。遠くの人と話をしたい。
子どもの時の夢を追い続けた人が未来をつくり、人々に希望を与えてきました。
CANVASを設立してから10年。
約2000回のワークショップを開催し、約20万人の子どもたちが参加。
キラキラと目を輝かせ、はじけるような笑顔で、たくさんのことを吸収し、
学び夢を語る多くの子どもたちと出会いました。
子どもたちは不思議な力を持っています。
みんなを明るく笑顔にし、まわりの人を巻き込み、社会を元気にする力。
子どもたちの創造・表現の場を創りたい!
そういう想いで立ち上げたCANVASですが
まるでわたしたちが子どものように
ワクワクドキドキ、まるで日々ワークショップのように過ごしてきました。
気がつくとCANVASの輪がひろがり
約1000人のボランティアのみなさん
アーティスト、学校の先生、美術館・博物館関係者、大学関係者、企業の方、行政の方、
たくさんの方々に支えられ、たくさんの方々との協働の中で活動を推進してきました。
改めまして心より御礼申し上げます。
15Cにグーテンベルグが活版印刷技術をつくり、
多くの人が本をよみ、深く考えることをするようになりました。
そして、3、4世紀がたち、近代社会、資本主義といった考え方がでてきました。
当時その人たちはその技術がもたらす影響を考えていたわけではなかったかもしれません。
テクノロジーはどんどん進み、いま1000年に一度の大革命ともいえるデジタル革命を迎えています。
しかし、その先の未来がどうなるのかといった想像力を働かせるいるのか?
デジタル革命とよばれる技術の変革期の中で、
子どもたちと一緒に3、4世紀後を空想できるといいな、と思います。
未来をつくるのはこどもたちの世代。
子どもたちの目が輝き、創造力と表現力を世界に発揮し、
世界の人たちが日本にあこがれるような社会を創りたい!
たっぷり愛情を注ぎ、心を込めて、次の10年を過ごしたいと思います!
引き続きご指導・ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
NPO法人CANVAS 理事長 石戸奈々子