こんにちは!
週末はまたいいお天気でしたね!
だんだん熱さが厳しくなりますが、
お気に入りの帽子やサンダルを身につけて
夏を楽しみたいものです。
それでは、今週もデジタルえほん関連ニュースをお届けします。
・教育家庭新聞 6月3日
【デジタル教科書】TV2000台を電子黒板化 「デジタル教科書」を全小・中学校に整備
・MSN産経ニュース 6月5日
小中高校で広がるタブレットPC授業 活発に意見交換、学力向上も
・エンジニアtype 6月3日
海外の小学校が授業で教え始めた「ゲーム・リテラシー」って何だ? -『Edu×Tech Fes 2013』レポ
・ITmedia ニュース 6月6日
「世界最高水準のIT社会へ」 政府の成長戦略素案義務教育からのプログラミング、3Dプリンタ投資支援など盛り込む
・ReseMom 6月6日
デジタルネイティヴの読書は紙の本より電子書籍
・ReseMom 6月7日
【NEE2013】触れるデジタル地球儀、1時間ごとの雲の表示も可能に
・ReseMom 6月7日
【NEE2013】PC・カメラ・タブレットを電子黒板で手軽に連携
・INTERNET Watch 6月7日
予定調和では人は集まらない、武雄市長が考える「拡散するコンテンツ」とは
今週もよろしくお願いします。
(事務局)
こんにちは。
6月に入り本格的に梅雨入りかと思いきや、晴れの日が続いていますね。
6月は「雨と音」をテーマにデジタルえほんを紹介していこうと思っています。
今月一回目の本日、ご紹介するのは、「Dropophone」です。
これは、カラフルな雨のマークが可愛らしい、楽器のようなデジタルえほんです。
画面一面に広がる雨粒のマークのシルエットに触れると色が付き、音が鳴りはじめます。
オレンジ、黄色、緑、水色、青、紫、全6色の雨粒に、
それぞれハープ、トイピアノ、フルートなどの全6種類の音が楽しめます。
すべての音は、名古屋のエレクトロニカユニットであるLullatoneによってプロデュースされています。
左下の緑色のマークを押せば、ぽつん、ぴちゃんと雨の音。これがメトロノームの役割をしてくれます。
この雨音が6回鳴る間に、色のついた雨粒たちが鳴らす音が繰り返される(ループする)仕組みになっています。
はじめはでたらめに音を鳴らしてみるとよいでしょう。
カラフルな色合いは目で見ても楽しめます。
子どもたちはきっと触っているうちに音が繰り返される仕組みに気がつくはずです。
現れては消えていく6秒で簡潔するさまざまなメロディは、
時に重なり、時にすれ違いながら、繰り返し繰り返し流れていきます。
それは、雨の日に軒先から落ちる雨だれが落ちる音を、
ただぼうと眺めていたときのことを思い起こします。
外にも遊びにいけず、窓越しに眺めたベランダから聞こえてくるたくさんの
ぽつり、ぴちゃんという音を、ただ一日中ずっと聞いていた時のことをふと思い出しました。
外に遊びにいくはずだったのに、ある朝目が覚めると外は雨降り。
ふてくされて窓の外をうらめしそうに見てる子どもの姿をみたら、
そっとこのアプリをすすめてみてください。
きっと子どもたちの表情はぱっと晴れることでしょう。
(ほりあい)
「Dropophone」
販売元:yosuke hayashi, © Lullatone, SECONDARY SCHOOL, Hayashi Yosuke
価格:無料
条件: iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 3.1.3 以降が必要
URL:https://itunes.apple.com/jp/app/dropophone/id376771022?mt=8
HP:http://ja.lullatone.com/games/dropophone-iphone-app-2/#more-1021
「あめふり ばばばあちゃんのおはなし」 さとうわきこ作・絵 福音館書店
こんにちは。
こどものころを思い返すと
どんな天気のどんな日だって楽しんでいたなーと思います。
台風の中継をまねたり
どろみずに思い切り飛び込んだり。
6月のテーマは、「雨と音」。
じめじめと雨が降る梅雨。
雨の音、かえるの鳴き声、音が聞こえてくる季節。
雨の日がたのしくなるような
聴こえてくる音に耳をすましたくなるようなえほんを
ご紹介させていただきます。
きょうの1冊は、さとうわきこさんの
ばばばあちゃんシリーズ「あめふり」です。
雨がずっと、じとじととやまずにいて
こねこも、こいぬも、ばばばあちゃんも、
外で遊べなくて困っていました。
空に向かって、ばばばあちゃんはお願いをします。
たまにはお天気にしておくれと。
それなのに、あめはつよくなるばかり。
「やなこったー」と、あめふらしさん。
しまいには、バケツをひっくり返したような
あめが降ってきました。
ばばばあちゃんはカンカンに怒って、
こっちにもかんがえがあるとまきを運び始めました。
さてさて、ばばばあちゃんの考えた作戦とは。
ばばばあちゃんを読むと、こどもの姿が浮かびます。
例えば、しかえしを汗だくでしている場面では
こどもが何かにいっしょうけんめいになっているときの姿。
けれども、おばあちゃんのやさしさも感じます。
あめふらしさんたちにしかえしをするけれど
くもがもとに戻るまでお家に泊めてあげますね。
敵味方とならなくて和やかなきもちになりました。
ばばばあちゃんシリーズは
だれよりもこどもごころを持っているばばばあちゃんの言動と
おばあちゃんのやさしさを感じ
こころがきらきらおどります。
こどもの「なんで?」に答えるような
あめふらしさんの存在があったり
おとながこどものきもちにかえれるような
くもを干す場面があったり。
こどものきもちや視点を大切にしているえほんだなと思います。
くもをみんなが干しているシーンは
何度読んでも
にやけた表情になってしまいます。
じめじめもふっとばしてしまう
ばばばあちゃんのお話です。
(たねおい)
『あめふり―ばばばあちゃんのおはなし (こどものとも傑作集)
』
作・絵: さとう わきこ
出版社: 福音館書店(https://www.fukuinkan.co.jp)
発行日: 1987年9月15日
ISBN: 9784834003307
こんにちは!
梅雨入りを感じさせない、陽気な週末でしたね。
空気が湿気ていると気分まで沈んでしまいがちですが、
晴れ間がでた時のうれしい瞬間を体験できる時でもあると思います。
それでは、今週もデジタルえほん関連ニュースをお届けします。
・ReseMom 5月28日
小学5年生、携帯に気を取られ四ツ谷駅ホームから転落
・Y!ニュース 5月28日
視聴者を参加者へ変えるハイブリッドキャスト(大元 隆志)
・ReseMom 5月29日
「世界最先端IT国家創造」宣言のパブリックコメント募集…教育環境自体のIT化など
・ReseMom 5月29日
サイレックス・テクノロジー、文教向けタブレット端末対応を強化
・ReseMom 5月29日
3歳から中学生対象の絵画コンクール「ドコモ未来ミュージアム」作品募集中
・ReseMom 5月29日
JALとベネッセ「そらとぶ自由研究」冊子配布や北海道ツアー
・日経トレンディネット 5月30日
ガラパゴス化日本vs全書籍の売り上げ1/4を占める米国、電子書籍の将来は?
・マイナビニュース 5月31日
DNPアートコミュニケーションズ、英美術館テートの画像データ貸出サービス
・ReseMom 5月31日
神奈川工科大「夏のサイエンスイベント」小学生から一般の人まで対象
・PRESIDENT Online 6月2日
小3&中1の体験ルポ「映像付き通信教材」の食いつき度
今週もよろしくお願いします。
(事務局)
こんにちは!
「色」をテーマにデジタルえほんのご紹介をさせていただいている5月。
本日は「キッズペイント」のご紹介です。
タブレットを使ってお絵描きができるアプリなのですが、このアプリはひと味違うのです。
画面下にはペン、消しゴムなど、お絵描きに必要なものが並べられているのですが、
ひとつだけ不思議なものがあります。左から三番目の、水玉のマークです。
これを選択し、画面をタップすると、なんと指先から水が流れ出すのです。
このアプリは、自分で書いた絵の中に水を流し込むことができるアプリなのです。
ためしに大きな器を書いてそのなかに水を流し込んでみましょう。
たぷたぷと水がたまっていきます(水の音がなんとも気持ちがよいです)。
それでは、消しゴムアイコンを選択し、器に穴をあけてみましょう。
勢いよく穴から水が流れ出します。その質感のリアルさといったら!
アイデアひとつでいくらでも遊び方がある、とてもユニークなアプリです。
おもちゃを浮かせて迷路をつくってみたり、
水の流れをつくってみたり、
遊び方は自由です。
水の動きやにじんだ絵の具の質感はとにかくリアルで、実際にはできない水あそびを、あたかも本当にしているかのような感覚で遊ぶことができます。
こうやったら、水はどんな風に動くかな。じゃあこうしてみたらどうだろう。
子どもたちの自由な発想と驚くようなアイデアが詰まった頭の中を、このアプリを通して覗くことができるかもしれません。
(ほりあい)
「キッズペイント」
販売元: Phyzios, Inc.
価格:無料
条件: iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 3.2 以降が必要
URL:https://itunes.apple.com/jp/app/fijiosu-kizzupeinto/id504780461?mt=8
HP:http://phyzios.com/jpn/products_i.html#PKP