こんにちは!
ゴールデンウェーク目前ですね。
天気もいいようですし、今週末にむけて旅の計画を立ててみてはどうでしょうか。
それでは、今週もデジタルえほん関連ニュースをお届けいたします。
・佐賀新聞ニュース 4月21日
悪戦苦闘、先生勉強中 デジタル教材研修会
・animeanime.jp 4月21日
レゴ社の最新ロボット教材「レゴ マインドストーム EV3」発売間近!
・CNET Japan 4月22日
トイザらス、1万4999円の子ども向けタブレット–「子どもたちの遊び方を変える」
・財経新聞 4月22日
進化する教室、教育現場にもデジタル化の波
・財経新聞 4月23日
教職員の校務もデジタル化へ
・毎日.jp 4月23日
くらしナビ・学ぶ:デジタルで学ぼう SNSで英語が上達
・ITpro 4月23日
「ソフトの進化のためにハードを作った」、UEIが手書きメモに特化したenchantMOON予約開始
・ReseMom 4月23日
学研、「楽天いどうとしょかん」に子ども向けデジタルコンテンツを無償提供
・EnterpriseZine 4月24日
教育系ベンチャーに実は必要なこと-テクノロジーではなく“創造性”、グローバルではなく“現地ニーズ”?
・毎日.jp 4月26日
新教育の森:デジタル教育/4 特別支援学校 「iPad」取り組み浸透 /福岡
・ITmedia 4月26日
初の国産子ども向けAndroidタブレット「tap me」 メガハウスが7月発売
・MSN産経ニュース 4月26日
学研とのコラボ ARを使って楽しむデジタル絵本のサービスを開始
・朝日新聞デジタル 4月26日
[CNET Japan] バンナム、“たまごっち”の世界でネット学べる小学生向けSNS–5月1日に開始
今週もよろしくお願いします。
(事務局)
こんにちは!
なかなか天候が安定しない日々ですね。
お体にお気をつけ下さい。
「かたち」がテーマの4月。
今月最後にご紹介する4冊目のデジタルえほんは
「VISUAMUSIO」です。
「VISUAMUSIO」は、
かたちと、色の組み合わせから
自由に音楽を奏でることができる
楽器のようなデジタルえほんです。
まる、さんかく、しかく。
そしてかたちを彩る
赤、青、黄色、緑、紫、橙。
それぞれのかたちと色は音を持っています。
たとえば、かたちはまるをえらび、
6色の中からきいろを選びます。
真っ白な画面にきいろいまるをタップします。
すると、きいろいまるが音を奏で始めます。
すきなかたち、すきないろを夢中にならべてみると
知らないあいだに、おんがくができあがっています。
まるで楽譜のように、つくってきた軌跡が残ります。
音程と音符のない楽譜です。
絵を描くようにかたちを並べたり、
生まれた音に合わせてかたちを並べてみたり、
指先から始まる音楽の奏で方は自由です。
なにより、タップするだけでオリジナルの音楽を作れることに
子どもたちはわくわくするのではないでしょうか。
スマートメディアが登場して以来、
楽器を演奏することができなくても
タップするだけで簡単に音楽が作ることが出来るアプリが
たくさん作られてきました。
それは、いままで敷居の高かった作曲が、
だれにでもできるものになったということなのかもしれません。
「VISIAMUSIO」は、なかでも「かたち」といった視点から。
視覚的に音楽を作る事ができるユニークなアプリです。
音楽のことがわからない子どもたちでも、
闇雲にタップするだけで、自然と作曲が出来てしまいます。
さかなのかたちを作ってみたり、
くだもののかたちを作ってみたり
遊んでいるうちに、かたちたちは音楽を奏で始めます。
自分の指先から音楽が生まれるという体験は、
子どもたちにとって大きな喜びになるになるでしょう。
タップした瞬間から、音楽がはじまります。
小さな音楽家が誕生する瞬間です。
(ほりあい)
「VISUAMUSIO」
販売元: WOW inc.
価格:¥350
条件: iPad 互換 iOS 5.0 以降が必要
URL:https://itunes.apple.com/jp/app/visuamusio/id556825102?mt=8
HP:http://www.w0w.co.jp/works/VISUAMUSIO/?tag=all
こんにちは!
昼間はぽかぽかとしていてあたたかいですが、
夜は上着が必要なくらい寒い日が続いていますね。
風邪をひかないようお気をつけ下さい。
それでは、今週もデジタルえほん関連ニュースをお届けします。
・ 朝日新聞デジタル 4月16日
富士ソフト、教育機関向け照準-校内情報配信システムを全国展開
・Benesse 4月16日
「我が子はデジタル・ネイティブ」と多くの保護者が回答。デジタル機器とどう向き合う?
・YOMIURI ONLINE(読売新聞) 4月16日
通信教育 タッチで差
・朝日新聞デジタル 4月16日
[CNET Japan] Facebookと全米司法長官協会、オンラインプライバシー保護キャンペーンを開始
・ReseMom 4月17日
小中学校の恊働学習支援ソフト「話しあい名人」がジャストスマイルに新搭載
・ReseMom 4月17日
マナビノ、教員採用試験対策ドリルなど3教材…スマホやPCで利用可
・CodeZine 4月18日
レゴ、「教育版レゴマインドストームEV3」を9月に発売
・港北経済新聞 4月18日
横浜・菊名で親子向けプログラミングのWS-思考力養う
・YOMIURI ONLINE(読売新聞) 4月18日
デジタル教科書導入 伊勢の全小中学校
・Benesse 4月19日
デジタル・ネイティブの子どもを育てる環境に必要なものとは? | 教育情報サイト ヘッドライン
・琉球新報 4月19日
タブレットで遠隔授業 離島の学習環境向上へ
・毎日.jp 4月19日
新教育の森:デジタル教育/3 ネット犯罪 情報モラル、先生から /福岡
・ダイヤモンド・オンライン 4月19日
小学生の学習塾・通信教育でタブレットコースが続々登場中! 熾烈な業者間競争での差別化要因に
それでは、今週もよろしくお願いいたします。
(事務局)
こんにちは。
桜の季節も過ぎて、鮮やかな緑を目にするようになりました。
スプリングコートを着て散歩にでかけるのが、
なんとも気持ちがよい季節ですね。
4月のテーマは、「かたち」です。
3冊目の本日、ご紹介するデジタルえほんは、「まり」です。
紙のえほんとして、2002年に刊行されて以来ロングセラーの
絵・広瀬弦さん、文・谷川俊太郎さんによる「まり」。
この「まり」がデジタルえほんとして、発売されていること
ご存知でしたでしょうか。
紙のえほんに慣れ親しんでいた人に
デジタルえほんというのはこういうものなのかと
ひとつのかたちを提案したのが、この「まり」なのではと思います。
デジタルえほんの「まり」は、
紙のえほん「まり」がただiPadで読めるようになっただけではありません。
あたらしい作品となっています。
たとえば、声と音。
デジタルえほん「まり」には、
絵・広瀬弦さん、文・谷川俊太郎さんにさらに
ナレーションとして、クラムボンの原田郁子さんが、ご参加されています。
「まり」を読む声が
さらに世界観をつくっているようにかんじます。
そして、楽しみ方。
「よむ」だけではなく、
「あそぶ」という楽しみ方もあるのです。
ここでは、「あそぶ」をご紹介します。
「ころん」「ごろん」「ふわっ」「ぷるん」の4種類のまりを選んで、
まりを実際に動かして遊ぶことができます。
まりをタッチしたり動かしたり、画面を傾けて転がしたり、
4つのまりの動きを楽しむことができます。
何より面白いのは、それぞれのまりの質感です。
「よむ」で登場するオリジナルの「ころん」
岩のような「ごろん」
風船のような「ふわっ」
ゼリーのような「ぷるん」
それぞれの質感がとてもリアルに表現されています。
壁にぶつかってみたり、
棒にはじき飛ばされてみたり、
池の水面に浮かんでみたり、
それぞれのまりの反応の違いがとても興味深いです。
一度クセになるといつまでも夢中になって遊んでしまいます。
まだことばを覚えていない子にも
「ころん」「ごろん」「ふわっ」「ぷるん」という擬態語を
ことばの説明ではなく体感することで、
知ることができる点が、すてきだなと思いました。
ぼくがこの「まり」をいいなあと思うのは、その独特な「ゆるさ」です。
遊びの要素があるアプリの多くは、
にぎやかな音楽や楽しい演出が施されているものが多いのですが、
このアプリは派手なしかけはなく、静かでゆるやかな時間が流れています。
ユーモラスなまりの動きと、原田郁子さんによる静かで優しい音楽。
「まり」がもつ独特な「ゆるい」世界に触れることは、
こどもたちの穏やかな感性を育むことができるかもしれません。
(たねおい・ほりあい)
『まり』
販売元:NIPPON SHUPPAN HANBAI INC.
価格:1,200円
条件: iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 3.2 以降が必要
URL:https://itunes.apple.com/jp/app/mari/id482881647?mt=8
HP:http://www.toccoehon.jp/app/2012/09/post.html
(作: 天野祐吉 写真: 後藤田 三朗 絵: 大社玲子 出版社: 福音館書店)
こんにちは。
家の近くの公園で新緑を眺めていると
ほんとういろとりどりですね。
あかるいみどり、あわいみどり、いろんなみどりに
なまえをつけながら歩いたらたのしそうですね。
今月は、「かたち」というテーマで
えほんを選ばせていただきご紹介させていただきます。
3冊目は、天野祐吉さん作、後藤田 三朗さん写真、大社玲子さん絵の
「のぞく」です。
まるが2つ、おおきな円1つ、四角や三角、四角がたくさん・・・。
いろんなかたちのいろんなあな。
望遠鏡、つりがね、まど、マンホール、土管
その先には何があるのでしょう。
さまざまな物語や会話を想像できる写真。
そして、挿絵。
挿絵には、あらゆるかたちのくりぬきがあり
表とウラでは異なるものに見立てられています。
さらに、その絵たちにはエピソードがあり
さいごのページで絵のウラをのぞくことができます。
のぞいている側、のぞかれる側、のぞく目線。
さまざまな視点でせかいをのぞくきっかけになるえほん。
このえほんをよんで、
まちを歩くとわくわくであふれ、いくつもの発見と出会えそうです。
(たねおい)
作: 天野祐吉
写真: 後藤田 三朗
絵: 大社玲子
出版社: 福音館書店(http://www.fukuinkan.co.jp)
税込価格: ¥1,470(本体価格:¥1,400)
発行日: 2006年05月
ISBN: 9784834022049