こんにちは。
あまりの暑さから来月が8月だということに驚いてしまいそうですね。
いかがお過ごしでしょうか。
「そら・うみ・たいよう」がテーマの7月。
本日ご紹介するのは「巻物えほん 浦島太郎」です。
教科書や、テレビ、絵本など、さまざまなかたちで私たちは
「浦島太郎」の物語に触れてきたと思いますが、
本作品はデジタルえほん作品として一風違った「浦島太郎」を楽しむことができます。
巻物がコンセプトである本作品は、画面をスワイプ、または傾けることによって、
するするするっと巻物を開くように物語の世界が広がっていきます。
ページごとに絵や物語が区切られることがないため、
読み進めるうちに新しい文字や絵がどんどん現れてくるという
新鮮な感覚で物語が進行していきます。
まるで飛び出す絵本のように、するすると巻物えほんを紐解けば、
奥行きのあるアニメーションが物語に合わせて登場し、生き生きと動き出します。
お子様はもちろんですが、おとなの私たちにとっても新しい感覚で楽しめます。
おとぎ話というのは、深く考え始めると首をかしげてしまうようなものばかりです。
玉手箱のもつ意味とは一体何なのでしょうか。
このおはなしの教訓とは一体何でしょう。
親子でぜひお話してみてください。
(ほりあい)
「巻物えほん 浦島太郎」
販売元: DNP DIGITALCOM
価格:無料
条件: iPad 互換 iOS 4.0 以降が必要
URL:https://itunes.apple.com/jp/app/juan-wuehon-pu-dao-tai-lang/id627200009?mt=8
HP:http://www.dnp-digi.com/lab/urashimataro/
こんにちは!
暑さと湿気が夏らしいですね!
みなさん、熱中症に気をつけてくださいね!
それでは、今週もデジタルえほん関連ニュースをお届けします。
・WIRED 7月18日
OLPCから150ドルのAndroidタブレット
・子育て支援ニュース 7月18日
子どもへの読み聞かせ!若いパパ・ママの関心が高い傾向に
・Digital PR Platform 7月18日
横浜の文化芸術情報誌「ヨコハマ・アートナビ」が、7月22日(月)リニューアル創刊!
・朝日新聞デジタル 7月19日
イグアス、ヤマダ電機と3Dプリンター販売で提携
・TechCrunch Japan 7月20日
手書き文字を書いてると単語のミススペルを教えてくれる電脳ペンLernstift
・ライフハッカー 7月20日
日本発、3Dプリントマーケット! 「rinkak」が目指す『モノづくり版の初音ミク』がある世界
・カナロコ(神奈川新聞社) 7月20日
伊勢原・子ども科学館で「ダイナソートラベラーズ」公開/神奈川
・朝日新聞デジタル 7月20日
パソコンで操作思いのまま ルネサスがおもちゃの車
・朝日新聞デジタル 7月21日
カブトムシ、触って学習 兵庫・伊丹市昆虫館で特別展 – 兵庫
今週もよろしくお願いします。
(事務局)
こんにちは。
暑い日が続くかと思えば、東京にはしとしとと雨が降り、その熱を冷やしてしまいそうです。
雨とともに夜がやってきました。
「そら・うみ・たいよう」をテーマにお送りしております7月。
ほんじつご紹介するのは、「音楽絵本・にんぎょひめ」です。
アンデルセンの童話としても有名なにんぎょひめのお話。
本作品は、名作と呼ばれる世界中の童話を、
音楽とイラストと一緒に鑑賞することができる「音楽絵本」作品のひとつです。
15歳の人魚姫が、りくのうえの王子さまに恋をして、人間になろうというお話です。
繊細なタッチで描かれた水彩画のイラストからは、
やわらかな暖かさとともに、どこかひやりとした冷たさを感じさせ、
人間と人魚のあいだ、海の底と陸の上のあいだをさまよう人魚姫の心境が描き出されているように思いました。
ピアノと声を中心とした物語を彩る音楽は、
ひんやりとした海の底や、心臓がはりさけそうな人魚姫のこころの表しているようで、
物語の世界へとすっと入っていきます。
絵本として読むには少し文量があるかもしれませんが、
寝る前に少しずつ読みすすめていくのもいいかもしれません。
全ての文字にふりがながついているので、
はじめて長い文章を読むお子様にもよいのではないでしょうか。
ぼくがにんぎょひめで好きなところは、“たましい”について語られているところです。
“にんぎょは、生まれかわることがないのですから、300ねんたてば、水の中にただの泡となって消えていく。それがにんぎょの一生なのですよ。
それに比べて、にんげんは、寿命がみじかい代わりに、たましいというものがあるからね。
そのたましいは死ぬことはなく、空たかく上って、キラキラ光るお星さまのもとにある天国へといくのです“(本文より)
「人魚姫」で描かれている“たましい”や人魚姫の心境は、
なかなかちいさいお子様にはむずかしいものかもしれませんが、
この作品に触れることが、子どもたちのこころにちいさな種をまくことになるのではないかと思います。
夏の夜風に吹かれながら読むのがおすすめです。
(ほりあい)
「音楽絵本・にんぎょひめ」
販売元:takeshi sainen © Ongaku Ehon
価格:¥350
条件:iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 4.3 以降が必要 iPhone 5 用に最適化済み
URL:https://itunes.apple.com/jp/app/yin-le-hui-ben-ningyohime/id591177646?mt=8
HP:http://ongaku-ehon.com/ningyohime.html
こんにちは。
海の日を向かえましたね。
うみびらき、お祭り、なつがはじけはじめたようです。
7月のテーマは、「うみ・そら・たいよう」。
きょうの一冊は、うみに住む生き物のおはなしです。
秋野和子さん文・秋野亥左牟さん絵
『たこなんかじゃないよ』です。
『たこなんかじゃないよ』というタイトルに
まぎれもなく〈たこ〉が描かれている表紙。
どういうことかしらとえほんをめくっていきました。
みなみのうみのなか
たこは昼寝から目を覚まし、さんぽにでかけました。
にじいろざかながやって来るのを見つけると
たこはさんごにくっついて
「わたしはさんご
わたしはさんご
たこなんかじゃないよ」
さんごのいろに変身しました。
にじいろさかなが近づくと
あっというまに巻きつきました!
どうなるどうなる!
たこのおさんぽがどうなるか、ここではひみつにいたします。
おはなしだけではなくて
色も模様も絵のタッチも、とってもすてきです。
砂の模様にとくにみとれてしまいました。
たこは、さんぽに出かけたと思ったらうみに変身。
にじいろざかながやって来たらさんごに変身。
これは、魔法のお話ではありません。
すてきなおとぎ話でもありません。
たこの生命のおはなし。
生きるというおはなし。
数ページのえほんだけれど
ずっしりと熱が伝わってくるのです。
ほんとうにすばらしいなと感じます。
自由研究のきっかけになるかもしれないと思った1冊です。
(たねおい)
文: 秋野 和子
絵: 秋野 亥左牟
出版社: 福音館書店 (https://www.fukuinkan.co.jp)
発行日: 1995年
ISBN: 9784834021103
こんにちは!
3連休とてもよく晴れましたね。
暑くて疲労感もありますが、
太陽の下でのびのびすごすのは気持ちがよいものですね!
それでは、今週もデジタルえほん関連ニュースをお届けします。
・YOMIURI ONLINE 7月8日
ICT導入進む教室
・SankeiBiz 7月8日
モンテール、3Dデジタル絵本 学研教育出版と連携
・ITmedia Mobile 7月9日
小寺信良「ケータイの力学」:タブレットで変わる、学びのカタチ(1)
・PR TIMES 7月11日
●未来を咲かせるプロジェクト●小・中学校の教職員関係者を対象とした『タブレット教育によるシンポジウム』を開催
・YOMIURI ONLINE 7月11日
プラネタリウム最新化 満天の星空、デジタルで : 地域
・レスポンス 7月11日
タブレットが教科書に…NTTドコモなど端末活用授業を公開
・SankeiBiz 7月11日
上海で11月7日から国際児童書展示会を開催 リード・エグジビション
・サーチナニュース 7月12日
中国、学習教材の電子書籍時代への突入に期待
・Benesse(ベネッセ)教育情報サイト 7月12日
デジタル教科書、既に導入の時‐渡辺敦司
・SankeiBiz 7月12日
ドコモ スマホ向けに知育サイト 小学館、タカラトミーの教材提供
今週もよろしくお願いします。
(事務局)